本日は第7回のSHE札幌カフェを開催した
お忙しい週末にもかかわらず新しい方が3名参加された
参加された皆様には改めて感謝したい
新しい方の参加理由はそれぞれ興味深いものがあった
日頃から子供に接する機会が多いが、その質問の哲学的なことに驚き、その世界を知りたくなった
仕事をしながら演劇や映画の脚本を書くことができればと考えており、霊感を得ることを期待した
医学の研修を終えた後、科学哲学の大学院に入り、偶然にポスターを見て興味を持った
などなど
それぞれの背景からの疑問の提示や発言があり、活発な議論ができたのではないだろうか
今回のテーマは、「植物の生について考え直す」であった
植物は地球のバイオマスの80%を超える
それにもかかわらず、その扱いは人間や動物に比べると雑なのではないか
我々の視界にはあるものの背景に追いやられていることが多いのではないか
植物に対する我々の見方がどのような哲学により拘束されているのか
特に西欧の人類の歴史を辿り、その背景を考察した
人間中心的なものの捉え方が環境破壊にも繋がっているという見方がある
その背後にキリスト教の影響があるという立場である
しかし、その影響が少ない日本でも同様に環境破壊は進んでいる
そこには何があるのだろうか
このような人間の行いに対して「草木国土悉皆成仏」を唱えるだけで立ち向かえるのだろうか
あるいは全く別の、しかも多くの人が共有できる哲学の確立が必要になるのだろうか
それは言うは易く、極めて難しいもののように見える
会のまとめは、近いうちに専用サイトに掲載する予定です
御意見をいただければ幸いです
懇親会場に向かうため外に出ると雪
北国ならではの光景であった
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