2019年8月11日日曜日

ディベート「21世紀に宗教の場所はあるか」を観る





今日は朝から雨模様で、非常に涼しい
もう秋に向かっているようだ
昨日に続き、ケンブリッジ・ユニオンにおけるディベートを観た

テーマは「宗教は21世紀の生活に合致しているか」である
宗教の役割は次第に少なくなるという立場の人の中にはリチャード・ドーキンス博士もいる
確かに、宗教が人類にいろいろな害を齎したことは認めなければならないだろう
その中には宗教の名を語ってのものも含まれているかもしれない

わたしの印象に残ったのは、宗教には意味があるとする最後の人の考えだろうか
彼は自らの無神論者とした上で、次のようなことを言っていた
人間の生活で重要になる問題の中には無神論の世界では扱われないものが含まれている
死の問題であり、赦しの問題であり、自己の問題であり、価値に関わる問題である
宗教はその問題を考えてきた
そのことはいつの時代にも無視できないのではないか
その上で、これまでは宗教が人々の生活を制約してきたが、それは止めなければならない


参加者の判定は、21世紀も宗教には場所があるというものであった
いずれにせよ、このような機会が日本では殆ど見られないのは残念である






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