2019年7月2日火曜日

ロンサールの終の棲家を発見





今日は朝から涼しい風が流れ、快適にことを進められそうな気分であった
久し振りに郊外のカフェでプロジェに当たった後、街のカフェに寄った
いずれも気持ちよく進めることができた
毎日が日曜ではあるのだが、世に言う曜日がどこかで気分に影響を与えているようだ
週の初めはどこか新鮮で、その感覚も影響したのだろう


ディネの後、ルモワン氏に聞いた場所を探るべく散策に出た
ほぼ1時間くらいだっただろうか
この方面は、これまで足を踏み入れたことのないところである
静かで緑が多く、なかなか落ち着いた街並みで、好感を持った
結局ロワールまで辿り着かず、場所探しは次回のお楽しみとなった

しかし、散策の途中、とんでもない場所を発見することになった
こんなところに由緒ある場所などあるはずがないと思っていたので、本当に驚いた
何とルネサンス期の詩人ピエール・ド・ロンサール(1524-1585)が眠っている場所があったのだ

既に閉まった扉の前に「Ronsardの住まい」とあったのだが、俄かには信じられず
サン・コム小修道院Prieuré de Saint-Cosme)ともあったが、Ça ne me disait rien.
ただ、すぐ近くに彼の友人だったジョアシャン・デュ・ベレーの通りがあり、あるいはと思っていた
アパルトマンに戻り、それを確認してなぜか非常に豊かな気分になってきた
ロンサールはそこの修道院に葬られているようだ


わたしの中のロンサールは、フランス語を創った5人の一人として記憶に残っている程度
それにしても12年ぶりに蘇るとは、何という嬉しい驚きだろうか 

 フランス語を創った5人(2007-01-09)
 続フランス語を創った5人(2007-01-10)

フランス語を創った他の4人は上の記事にもあるように、
 フランソワ・ラブレー(ca. 1494–1553)
 ジョアシャン・デュ・ベレー(1522-1560)
 ミシェル・ド・モンテーニュ(1533-1592)
 テオドール・アグリッパ・ドービニェ(1552-1630)


外から見るところ、なかなか感じの良さそうな空間であった
もう一つ探索の場所が増えたことになる







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