2020年3月21日土曜日

穐吉敏子さんとストア哲学




寝る前にテレビをつけると、何という偶然だろうか
ジャズピアニストの穐吉敏子さんが出ているではないか
このセッティングはデジャヴュである

もう4年ほど前になるが、日本に戻っていた時にテレビをつけると彼女が出てきたのだ
その時の様子は以下の記事にあり、比較的アクセスが多いようだ
Be kind to yourself(2016.4.2)
90歳になったという彼女が、今回も実に興味深いことを言っていた
思い出しながら書いておきたい

一つは、自分に依存することとそうでないことを分けて考え、自分に依存しないことは考えないこと
これはまさにストア派の教えである
彼女の主張は次のようなことだった

年を取ることは、自分ではどうしようもできないこと
自分にできることは、その間に自分の中に何かを蓄積すること、何かを極めること
そうするように努めること

もう一つの点は、「死んだあとが勝負だ」と言っていたこと
換言すれば、時の流れに耐えられるものを残すこと
殆どは時の流れに晒されて忘れ去られるが、本物だけは残る
多くの作曲家がいた中で、バッハやベートーベンは残ったのである

真の芸術家の言葉を聞く思いであった
4年前と同様、今回も偶然によりこの瞬間に出会うことができた







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