2022年2月7日月曜日

ハイデッガーによる形而上学































『形而上学の根本諸概念―世界‐有限性‐孤独』と訳されているハイデッガーの著作がある

全集になっているものは1.6万もするので、四分の一以下の英語版を注文、本日届いた

ざっとしか読んでいないが、よく入ってくる

相性の良い哲学者に入るのだろうか

そういうご宣託をいただいたこともあるが、そこに真なるものがあったのだろうか


これは1929年から1930年にかけての講義録らしい

冒頭こんな言葉が目についた

形而上学が教えられるような科学とされる幻想

形而上学が固定化された確かな哲学の領域であるという偏見

形而上学においてはすべてが不確かで、多数の立場や見方がある

形而上学はまだ成熟した科学の域に達していない

哲学を世界観の宣言などと見るのは、科学として見るのと同じように間違っている

哲学(形而上学)は世界観の宣言でも科学でもない

つまり、ネガティブにしか定義できないのが哲学である

ポジティブに定義できるということに関して、比較できるものは他にない

哲学は、それ自身で立っているもの、究極の何かである





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