samedi 20 mai 2017

再びの嬉しい繋がり



まだ時差ぼけのようである
昨日の偶然は、藤田哲也(1920-1998)という気象学者についてのドキュメンタリーであった
若い時にアメリカに渡り、後にアメリカ人になった方である
その後半を観ることができた
ウィキによれば、去年の再放送のようだ
そこで印象に残った言葉は次のもの

「言いたいことを言え。半分間違っていても半分正しければその人生には価値があったことになる」

当初は全く受け入れられなかったが、後に実証されることになる新説を出した経験を持っている
飛行機事故の原因となるマイクロバーストの発見である
そのアイディアは、若い時に長崎で行った原爆被害の調査であったという
この点を強調したこともアメリカ人研究者に抵抗感を持たれた原因になっていたのではないか
今ではその対策として飛行場にアンテナが設置され、この種の事故は殆どなくなったという
英語での講演が流れていたが、議論好き、論争好きという印象を持った

博士は退職後、糖尿病で入院を余儀なくされる
友人の話によると、生きる意欲を失っていたので目的を持たせようとしたという
目的として勧めたのが病状の記録で、それに対して純科学的な記録を残している
おそらく、博士の目的は科学の中に限定されていたのではないかと想像させる
それ故、立派な業績を上げることができたとも言えるのかもしれないが、、

このエピソードには最近のエッセイで触れたこととも関係する重要なことが隠されている
それはどこか他のところにある目的に向かうこととそのものだけのために進むこととの違いである
そのものだけのために進むという中の最強のものは、生きることが目的になることだろう
それができれば、科学を失っても意欲を失うことはなかったのではないだろうか

もう一つ改めて見えてきたことは、アメリカの科学者の一般的な考え方の特徴である
それはあくまでも科学の中での思考を重視することである
それ以外を認めない "no nonsense"の世界なのである
今のわたしには非常に窮屈に感じるところでもある


これは今朝の番組だっただろうか
映画の鈴木清順(1923-2017)監督の言葉が印象に残った

「一期は夢よ、ただ狂え」

これも最近のエッセイ、さらには前回の記事と「狂」繋がりである
時差ぼけも悪くない
興味深い出来事が続いてくれた





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