2019年1月6日日曜日
ジレ・ジョーヌに関するヴァレリー・ペクレスさんの観察
メールのサイトにあったニュース記事に目が言った
ヴァレリー・ペクレスさんのジレ・ジョーヌについてのコメントがあったからである
彼女は現在イル・ド・フランス地域圏知事をしている
フランソワ・フィヨン内閣の高等教育・研究大臣をしていた時、彼女の話を聞いたことがある
その時に好印象を持ったこともあったのだろう
オペロン・シンポ2日目: やはり最後は哲学、文化に行き着くのか (2011.5.11)
彼女はこんな見方をしている
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この運動は中央集権的なやり方を大幅に改めなければ、収まらないだろう
国(マクロン)は手綱を緩めて、最終的には地方を信頼することである
税金を下げ、国民の間の分断を鎮め、まとまりを作るには、地方の信頼しかない
マクロンはテクノストラクチャーと手を切り、地方分権の大運動を始めなければならない
彼の権力の一部を、選ばれた議員に委任するのである
彼らの方がフランス国民に近く、仕事も上手くできるからである
ジレ・ジョーヌの暴力を容認するものではないが、この運動は終わらないだろう
それはマクロン(あるいは権力というもの)の欺瞞が火に油を注いでいるからだ
お金を配るのは一時的なものでしかなく、税金が低いままでよい状態を作らなければならない
それを国民に提示して協約を結ぶことである
現状を改革するためには、マクロンは方法を徹底して見直さなければならない
そして何よりも誠実であることだ
エコロジーのために税金を上げるなどという嘘は言わないこと
公正であることだ
彼らが求めていることは、生きる上での最低限のものである
住まいや安全や護られているという感覚、そして正義に適った規則に関わるものである
これらを解決するための政策を求めているのである
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黄色いベスト運動については(も)全くフォローしていない
しかし、この運動の姿が少しだけ見えてきたようにも感じている
国がテクノストラクチャーと一体になっているのは現代の特徴なのだろう
この問題の解決にも、科学を踏まえた上での哲学が必要になりそうである
ところで、7年前の記事を読み返してみたが、今日の結論とも重なる興味深いものであった
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