2016年8月9日火曜日

再びトゥールへ



先月、トゥールの住処を決めるつもりだったが、一ヶ月ズレることもあり、改めて考え直すことにした
今日はその初日である
天候などの外界の条件と内面の状態により、ものの見え方が大きく変わってくる
それからどれだけ対象に触れているのかによっても変わってくる
トゥールは今回で4回目になるが、これらの条件が絡み合って選択の基準が大きく変わってきた
そこに住んでいるような感覚が増しているためだろうか
それまで頭の中では受け入れられないと思っていたことでもそれほど気にならなくなるのだ

こんなことを感じながら、朝から前回寄らなかったところを回った
書類では良さそうでも実際に行ってみるとこれは大変という場所もあったりする
そうすると、以前は目に入らなかったものが急によく見えてくる

仕事場との関係で言えば、これまでは離れたところが良いと思っていた
これも、これからのライフスタイルがどうなるのかによって変わってくるだろう
フランスに来てからは外の世界に身を晒し、それを内に刻印するというような生活であった
それがここ1-2年で変化してきた
落ち着いて内に向き合い、考えを纏めることができるようになっている
これからは外から入るベクトルが弱まり、内から外への働きかけが強くなるのではないだろうか
これまでの蓄積を読み解きながら
それが自分にとって最も自然で無理のない方向性になる
大学からの拘束はほとんどないはずだが、いろいろな資料に近い方が便利なこともあるだろう

絞られてきた的を明日実際に見て、許容範囲であれば決めたいと思っている
どうなるだろうか?





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