2021年6月20日日曜日

エンツォ・パーチさんの日記から(2)








 

 

 

 

 

 


今日の早朝には比較的しっかり雨が降っていてやや寒さを感じたが、暫くして雨は収まった

昨日は家の周りの修復工事があり、最初から最後まで2時間ほど工程を眺めていた

この間、5-6人が一言も言葉を交わさず、流れるように工事が進む様を見て、ある種の感動を覚えた

彼らにしてみると当たり前なのかもしれないが、プロの仕事を見たように思った

今朝そこを通る時、少し気分が違うように感じられた

 

今日も恒例になりつつあるパーチさんの日記から印象に残った言葉を拾い集めてみたい


13 avril 1956

我々は一瞬一瞬、新しい生である我々の生を消費しているのを感じている。我々は一瞬一瞬を生きているからだが、それは知性にとっては一つの逆説である。しかし、我々がこのことを感じているまさにそれゆえに、古生代の森が固められて出来上がった石炭のように、我々が消費している過去は一つの現実でなければならない。これらの森は現実でなければならなかった。これらの森の前には、最終的に石炭に変化させるために、森を形成し、出現させ、消費し、死ぬ過去が現実でなければならなかった。そして現実に、我々が感じているのはまさにこの現実である。今日わたしを暖めている熱を感じることは、わたしの前ーー人類が地上に現れるおよそ3億年前ーーに生きていたこれらの森の実在を感じることでもある。

・・・わたしの前、人類が生まれる前、地球や太陽系や銀河系が存在する前の他の存在。おそらくそのために、わたしは今日、わたし以外の存在をわたしのもののように感じることができるのである。








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