lundi 29 février 2016

「その中に入る」、そこは永遠



フランスに渡る年の初め、9年前の丁度今頃のこと
アメリカ時代の日付が必要になり、その当時のノートを読むことがあった
その時、貴重な経験をした

ノートを読んでいる間、周囲の音が全く聞こえなくなり、時間が完全に消えていたのだ
30年ほど前の世界に完全に入ってしまったのである
そこを出て現実に戻って、初めてそれまで異次元の世界にいたことを悟った
しかし、それは何という豊穣の時間だったことだろうか
パリにおいても同様な経験を求め、何度かその境地に入ることができた
しかし、そのような経験をするのは意外に難しいものであった

そこでは時間が消えるので永遠であり、果てが見えないので無限の中にいることにもなる
目の前に広がる世界に無垢の気持ちで入り込んでいるのである
自分の意思などというものも消えていたのではないだろうか
それ故、実に豊かな世界が広がるのだ

人生の極意などを語るにはまだまだ早いが、この問題に絡めると次のことが言えそうである
それは、「その中に入る」機会をできるだけ多く持つこと、となるだろう
新しい年を迎え、すでにニか月が経過した
「その中に入る」時間をどれだけ取り、その世界の至福をどれだけ味わうことができるのか
これが今年の一つのテーマになりそうである





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