vendredi 8 avril 2016

雑然から透明へ



久し振りのパリは肌寒い
日本ではフランス語が抑制される
その上、日本語が氾濫しているので、一つひとつの発言や文章がその中で滲んでしまう
印象的な塊として入って来ないのだ
それがこちらに戻るとその塊が浮き上がって来る

それだけではなく、日本にいる時には頭の中も雑然としているようだ
生活のことやどうでもよい情報が溢れる中に、その具体性の中に埋もれてしまうからだろうか
こちらでは外界の情報はほとんど入って来ず、頭の中での生活になるためにすっきりする
抽象の世界に落ち着くことができる

この二つの状態は、いずれも大切なはずである
これからどのようなバランスにしていくのか、考えなければならないだろう

今朝、用事を済ますために出掛けた
建物に入る時、以前は簡単な荷物検査だけだった
しかし今回は、荷物検査が入念になっただけではなく、身体検査が加わっていた
先日の事件の影響が出ているということなのだろう





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