2020年4月16日木曜日

COVID-19 の無症候例について






日本が進む方向に関しては相変わらず揺れ、未だにいくつもの方針が出されている
なぜ有効だと論理的に言える(過去と現在進行中のデータ、将来予測などを考慮した)方針が決まらないのだろうか
その前提は、現実をどのように認識するかという問題になるだろう
そこが非常に甘いのではないだろうか
ということで、久し振りにジョン・キャンベルさんの話を聴くことにした

今日のお話は、症状を示さない感染者についてであった

これまでに、次のような数字を出してきた
感染者の80%は軽症で、16%は重症で入院が必要となり、5%程度が危険な状態になり、1%は亡くなる
感染者のどれくらいが免疫を持つのかは分からないが、5%(~10%)くらいは持つ可能性がある
アメリカの免疫学者ファウチ博士によれば、感染者の約半分は無症状だという
そのうちのどれくらいが感染を広げるのかは分からない

中国の研究では、4月1日に感染が確認された166人のうち78%は症状がなかったという
対象とした人数は少なく、信頼できるかどうかは分からないが、British Medical Journalに発表されている
ファウチ博士の数字よりかなり高い
表に出ないが感染している人はかなり広がっていることを想像される

北イタリアの3,000人を対象とした研究によれば、感染した人の大部分が無症状だったという
つまり、症状はないが感染している人は感染拡大を考慮して隔離しなければならないだろう
どうしても検査が欠かせないのである
WHOは、感染を広げるのは発症している人で、無症候の人は感染を広げる主役ではないと言っていたようだ
キャンベルさんは、WHOは間違っていると判断している









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