2022年1月3日月曜日

コンシュ「哲学的自然主義」(34)

























暗闇では、視覚を惹起するには数光子で十分であるということは、生物学的活性は微細な何かの中にその発端があることを示唆しているとニールス・ボーアは言っている。

原子核内のレベルでは自然の軽い刺激を、そしてそこから生物に向き合うことができるマクロのレベルまで増幅する装置を想定できる。

量子生物学の創始者の一人であるパスクアル・ヨルダンは、「細胞の指令はミクロ物理学のレベルにある要素によって出される」と言った。

さらに続けて、解明されるべき「まだ明らかにされていない新しい法則」についても語ったのである。

ここでは、科学者に研究してもらわなければならないということ以外に言うことはないだろう。








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