2017年8月20日日曜日

18世紀のロワール界隈に遊ぶ



今朝、新たなプロジェと共に目覚めた
暇と時間を要することになりそうなので、息をするように進めたいものである

今日は晴れ渡り、風がないお蔭で非常に穏やかな気持ちになる
昨日も長い一日だったことを思い出す
十分に刈り取ったか?という声が聞こえる

散策がてら、買い物に出た
道すがら、将来この町を去ることになった時、この景色はどんな風に見えるのかという思いが湧く
これまで何度も経験してきたものとは違う感慨が浮かぶのだろうか
午後からは先日見たのと同じ綿雲が現れ、恰も永遠を描くように微動だにせず浮かんでいる


今日は18世紀後半のトゥールを眺めることにした
ロワールの向こう岸からの景色である
今ある大きな建物は殆ど出来上がっている
10年前に完成したばかりのウィルソン橋を挟んで、左の端にはトゥール城、サン・ガシアン大聖堂
橋の向こう側正面にはサン・ジュリアン教会、右にはサン・マルタン聖堂を思わせる建物が見える

橋を渡ったあたりは、今、アナトール・フランス広場となり、再開発が行われている
そして、今は左手にデカルト、右手にはラブレーの像が建っているが、その気配さえ見られない
当時、帆船が行き来していたとは知らなかった
川が今より生き生きしている
今度ロワールを観る時には過去が重なり、景色がこれまでとは違って見えるのだろうか





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