2017年8月7日月曜日

ちょっとした捕り物、そしてヘンリー・ミラーのフランス語を聴く



昨日はちょっとした捕り物があった
扉を開け、机に向かっていた
暫くして後ろを見ると、自分の家のように座っている猫がこちらを見上げているではないか
以前にバルコンに来ていた猫だ
それとなく外に出てもらうように優しく扱うと、何とか出て行ってくれた

更に暫くすると、バルコンの仕切り越しに若い女性が顔を出し、自分の鼻を指さしている
それはわたしの!ということだろう
例の騒音を出す老夫婦とは反対にお住いの若夫婦になる

早速、猫を捕まえようとしてバルコンに出ようとしたが、すぐに入って来ようとするので諦める
そこで、バルコンのシャッターを閉じて、好奇心をそそると思われる中が見えないようにしてみた
それから10分程してシャッターを開けると、例の女性が同じように顔を出し、親指を上げている
上手く確保できたようで、ホッとした


今朝は事務手続きがあり街に出た
少し早く着いたので、建物向かいの路上のテーブルに座り、コーヒーと共に読み物をする
朝の屋外の何と気持ちの良いことか
すいすいと入ってくる

用事はこれまで何度も書いているように、パリとは比較にならないほどの快適さのうちに終わる
周辺を散策、本当に久しぶりのカフェに落ち着き、読み進む
お昼になったので、もう少し歩き、いつものカフェでデジュネ
その後、さらに読んでから帰ってきた
今日は帰りだけ歩きになった





帰宅後、記憶を刺激されたのか、ヘンリー・ミラーのフランスでのインタビューを観る
外国人のフランス語を耳にすると、臆せずに話さなければならないという気にさせてくれる

以前にも触れたが、わたしのフランス語には英語アクセントがあると言われることがある
こんな風に聞こえているのだろうか
まあ、ここまで来れば、アクセントなど気にせずにやるしかないだろう
こちらに来る時には、キッシンジャーの英語のようなフランス語が夢だったのだから






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