2019年5月18日土曜日

第5回サイファイ・フォーラムFPSS、盛会のうちに終わる




本日、第5回のサイファイ・フォーラムFPSSが開催された
テーマは以下の二つである
一つは、林洋輔氏の「『生き方としての哲学』はいま可能か」で
もう一つは、阿戸学氏の「現役科学者にとって哲学することは可能なのか」であった
いずれも現代における哲学を実践することの可能性を問い直すものであった
遠くはスイス、北海道からも参加を得て、活発な議論が展開した
会の詳細は、追って専用サイトに掲載する予定である

会の最後に、これからのフォーラムの在り方について意見交換を行った
前回、もう少し開かれた会にしてもよいのではないかという意見が出ていたからである
具体的には、外から講師を呼び、意見交換をするというものである

講師の候補として、いろいろな提案があった
例えば、科学に哲学を取り込むような実践をされている哲学者あるいは科学者
生き方としての哲学について考えている哲学者
自然科学で重要な概念(例えば、自然、生命など)について考えている研究者
医学の哲学(医学概論)について研究している哲学者
科学や哲学について外から見ている方(例えば、出版社の編集者など)
科学について思索した古今の哲学者の論文を講読する
などなど

具体的な名前も挙げられていたが、その前にいろいろ検討すべき点がある
財政基盤のない会なので、具体的な問題が出てくる
すべての会を招待演者にお願いするのかどうかという問題もある
例えば、春には従来のやり方でやり、秋には講師を招待するということも考えられる
取りあえず秋に新しい様式でやってみて、その後を考えるのが現実的かもしれない

関連する皆様にはこれからもご意見を伺うことになると思います
今後ともよろしくお願いいたします





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