2022年6月6日月曜日

『スピノザとの会話』を読み始める

































今朝、手持ち無沙汰にしている時、この本が目に入った

マケドニアの作家ゴーチェ・スミレフスキーによる Conversation with Spinoza という小説

マケドニア語からの英訳本で、2006年に刊行されている

なぜか刊行された年に手に入れている

最初のブログを見ると、2005年にはこの哲学者に興味を持っていたことが分かった

当時の値段は2,000円弱だったが、今では18万を超えている

因みにアメリカのアマゾンでは$584、フランスでは842€となっていて、驚きである

このように長い間手元にはあったのだが、なかなか手に取ることにはならなかった

少し心に余裕ができてきたのだろう、読んでみる気になった


読み始めると、オランダの描写が出て来て、10年前の心地よい旅の記憶が蘇ってきた

パリ心景』でも取り上げた「スピノザへの旅」とも絡んできそうである

レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」についての説明があると、実際に見た時の記憶が刺激されるということも起こっている

スピノザとオランダを呼び起こすノスタルジックな旅になりそうな予感がしている

もう少し読み進もうかという気分になってきた



ところで、おそらく日本では無名だと思われる作者のビデオが見つかった

年配の作家ではないかと想像していたが、まだお若い

以下に貼り付けておきたい














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