2016年9月26日月曜日

顔見世のセミナー終わる

(右から) Nicolas Ballon、Maël Lemoine、Catherine Belzung、
Vincent Camus、Alexandre Surget、Boriana Atanasovaの各先生


今朝、顔見世のセミナーのために Sciences et Techniques まで出掛ける
今回も最後までやる気にならず、結局昨日の夜から朝にかけてということになってしまった
いつまで経ってもこの癖は直らないようだ
ただ、この本質をテーズの過程で学んだため、耐えることができるようになっている
つまり、最後の瞬間まで「思考」していて、最後の最後に「表現」に向かっているということである
嫌な感じはいつも付いて回るが、比較的心穏やかにその中にいることができるようになってきた

大学はトゥールの町に散らばってある
今朝は森の中にあるコンプレックスでの会であった
INSERMのユニテの中にある一つのチームの拠点で、わたしを迎え入れてくれたところになる
ルモワン博士と待ち合わせた後、チームのヘッドをされているベルツング教授と挨拶を交わす
メンバー数名は講義や病気で欠席とのことだったので、大体10名くらいのチームになるのだろうか
写真に写っている方は、精神科医、神経生物学者などの科学者である

30分を与えられていたので、テーズの纏めを簡単にやった後、今後の方向性を話した
いつまで経っても初心者のフランス語に辛抱していただいた
こちらの希望はQ&A、より正確にはC&A(critiques & answers)の時間を取ることだった
しかし、なにぶん30分、C&Aセッションは時を改めて、ということになった
初めてではあったが、ベルツング教授を始めとして、皆さんacceuillantという印象を持った
勘違いでなければよいのだが、、、
主観的には、気持ちよく研究生活をスタートできそうな感触とともに大学を後にした


実は、今回のためにほぼ1年ぶりにテーズを読み直してみた
自分では全く満足できなかったため、これまで再び読むのが嫌だったのである
読んでみると、確かにこれでは駄目だというところはある
こんなことも書いていたのかというところもある
久し振りなので、すぐに引き出せる記憶として残っていなかったのだろう
勿論、一旦読むと記憶が蘇り、補強される
改めて、自分の書くものを評価することが如何に難しいかが分かる
そして、これを基にさらにエラボレートしなければならないということも分かった





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