年末年始に全く何もしない完全オフの時間を取り、先月もそれが尾を引いていたことについては触れてきた
これはそう意図したことではなく、体が要求したことであった
この週末、その意味を考えていた
大学院を卒業した後、プロジェを立ててことを進めるようにして昨年まで来ていた
その狙いは、院生時代の蓄積を解きほぐして思想の塊を作ることであった
この状態は何のことはない、仕事をしていた時期の精神状態に戻ることを意味していた
そこでは、ある枠の中を前に進むだけなので、自由に広く考える悦びが失われていたのである
休みは取っていたが、プロジェの中にある休止で、窮屈な感じは拭えなかった
その欠乏感が枠を取り払うことを無意識の内に要求した、レジスタンスのようなものだったのではないだろうか
そんな結論に配慮して、プロジェのことを全く考えないオフの日を設けてはどうかという案が浮かんできた
その日は何もしないのではなく、これまで手を付けることができなかったことも含めて自由に発想するのである
それを仮に「構想日」としたが、そう考えただけで気持ちが明るくなってきた
改めて振り返れば、院生時代は毎日が構想日のようなもので、異常な高揚感の中で日々を送っていた
そのような日をプロジェが占有する日常に組み込むことができれば、景色が変わってくるのではないか
そんな予感がしている最初の「構想日」の午後である
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