昨日、外出するために車庫に入る時、物凄い音がした
シャッターが完全に上がり切らないうちに思いっきり突っ込んだのだ
お陰様で頭頂部が赤く擦り切れ、出血していた
何ということかと思ったが、後の祭り
実はその時、星空を見ながら考え事をして穴に落ちたミレトスのタレスのことを考えていたのだ
プラトンによるソクラテスは、 これは求知者としては当たり前のことだと言っている
実は、隣人が何をしているのか、それが人間なのか畜類なのかも知らずに済ましている人種なのだという
そのため公の場では嗤われることもある
目の前のことがそれほど重要ではなくなり、より重要だと考えている普遍の世界に遊ぶ
それが古代の哲学者であるとすれば、現代よりは古代の哲学者の方に近づいているのかもしれない
痛みの先に見えてきた発見であった
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