2月4日に「『科学の形而上学化』は『真に知る』ための有効な手段となる」というフォルミュールを考えた
科学の形而上学化は、ある対象について科学が明らかにした知から共通のテーマを抽出するところから始める
そして、そのテーマに関連する形而上学の知を選び出し、科学の知との間を行き来しながら対象について説明する
この場合、特定の対象について「真に知る」、あるいはその本質に近づくことは可能かもしれない
科学に止まっている時に得られない新しい視界が開ける可能性がある
ただ、プラトンが問題にした「知そのものが何を言うのか」という問いに対しては、まだ開かれたままのように見える
その解を得るにはいろいろな対象について「科学の形而上学化」を繰り返しても駄目だろう
この過程自体を形而上学化することで解に近づくことができるのだろうか
まだまだ先が見えてこない
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