2020年1月16日木曜日

カフェでの出来事



昨日は曇り時々雨で、今日も再びの曇り
昨日は午前中から街に出たが、中心部でデモをやっているので路線変更があった
わたしにとっては都合の良いところで下車できた

今日も午前中から街に出たが、旧市街のいつものカフェはまだ閉まっていた
来週あたりから開くのか、実は店を閉じてしまったのか
まだ分からない

ということで、中心街の今年新たに発見したカフェに落ち着く
掃除をしていた店員さんが「ボナペティ」と声を掛け、微かにほほ笑んでくれた
顔を覚えられたようである

そこで、こちらに来る前から社会とは隔絶した生活をしていたのではないかという思いが湧く
フランスに渡り、その度合いがさらに増してきただけではないかということである
そういう見方を採るとすっきりしてくることが少なくない

今日も2軒のカフェを梯子した
その2軒目で、隣に座った男性から「教授ですか?」と声を掛けられた
資料を前に置いてパソコンに向かっていたからだろうか
ご本人も読み古された数冊の本を前において読書をしていた

わたしの専門や現在の研究内容について話をする
その方はパリ生まれで、トゥールに来てから50年だという
どうもジャーナリストのようで、現在はコレージュ・ド・フランスで神経科学を勉強しているという
スタニスラス・ドゥアンヌ教授のところに通って4年になるようだ

その他の話題としてはカルロス・ゴーンさんのこと
それから、日仏のカップルが離婚した場合に問題になっていることがあるという
日本人女性が親権を持って日本に帰るため、フランス人男性が子供に会うことができないというのだ
昨年、子供の拉致としてこちらのマスコミで大きく取り上げられたようだ


このカフェでのもう一つの出来事は、視界が開けるようなアイディアが浮かんだことだろうか
どのような展開になるのか分からないが、その方向で試してみたい






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