2020年5月18日月曜日

哲学における論理学の役割(15)




いろいろな論理学(1)

しかし、論理学が20世紀の哲学において歴史的重要性があれば、分析哲学者はその有用性を誇張しなかったのだろうか
論理学をやることによってじっくり考えることを学ぶということは、疑わしい
論理学に熟達することが厳密に哲学する能力を保証するという証拠は何もない

第一に、始める前提が疑わしかったり間違っているとすると、厳密な論理的推論をすることは何の役に立つのか
これは、特定の、ひょっとすると全ての分析哲学者を非難できることである
彼らは哲学の真の争点について間違っているように見える
非の打ちどころのない推論をすることではなく、明らかにする展望を提案することである
彼らの議論の論理的構成が、時に彼らを知的傲慢さに導くことも加えておきたい

第二に、述語論理や最も洗練されたアルゴリズムの第一人者は、厳密に形式的な領域を出た途端に突飛な考えを採用する
それは一部ではあるが、科学者や数学者でもよくある知的態度である
あるいは、彼らはそれが科学の体裁を取っているか否かは別にして、流行りの考えや時代の空気を取り入れる

このように、分析哲学者や論理学者は厳密さを取り違えていないだろうか
論理学は彼らに本当は何を教えたのだろうか

(つづく)








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