2020年5月10日日曜日

萩焼 第12代三輪休雪が語る伝統




久し振りに、途中からだったが日曜美術館を観ることができた
萩焼の第13代三輪休雪を取り上げていた
初めての方である
昨年、三輪家の当主になったばかりだが、もうすぐ70歳である
第11代休雪(三輪壽雪)の三男で、兄の第12代三輪休雪(現、三輪龍氣生)を継いだことになる

ここで取り上げるのは、番組に少しだけ出てきた第12代が語っていた伝統の本質について
龍氣生氏はこんなことを言っていた
三輪家の伝統などない  秘伝の伝承などということもない
あるとすれば、何かをやろうとする情熱ではないか  自分を突き動かすものがあるかないかではないか
「情熱」とか「突き動かすもの」とは何を言うのだろうか
わたしに引き付けて振り返れば、20代後半から始まった7年に亘るアメリカ生活に思いが至る
特に後半であったが、「内なるモーター」ということを考え始めた

おそらく、それまでは外の刺激に影響されてこの身を動かしたり、考えたりしていたのだろう
外の影響に依存しない何かを自分の中に作りたいと思ったようだ
それができれば、あとはそのモーターに任せておけばよいだけだからだ
そして、自分でそれができたと思うまでに7年かかったと当時は総括したように思う

そこで必要なことは、結局のところ、自らの奥にあるものと率直に向き合い、観察することであった
何かを作ろうと意識しても駄目ではないだろうか
ある日、そんなものが出来ていると感じるようになるだけのような気がしている
今から見れば、その過程には瞑想的な要素があったと言えそうである

そのモーターは生きる上で真の力を与えてくれるものである
そのことを再確認した朝となった









0 件のコメント:

コメントを投稿