2016年6月12日日曜日

「意識の第三層」の重要性について語る

   武田克彦先生


今夜は以前の研究所でご一緒した武田先生のお宅にお呼ばれした
わたしが東京を離れて9年になるが、帰国の折にやっているSHEやPAWLに参加されている
そのため on & off でのお付き合いが続いている
2012年には先生が主宰された日本神経心理学会で教育講演を依頼された
その会で聞いたお話の中にその後の思索に大きな影響を与えることが含まれていた
改めて感謝したい

今日は奥様の「哲学的で簡素な」料理をいただきながら、いろいろな話に花が咲いた
特に重点が置かれていたのは、先日触れた「意識の第三層」の重要性についてであった
それは日常生活と職業生活がない状況で働く意識で、人間の精神性と深く結びつく領域である
この領域の貧困が現代を特徴付けているのではないかという点では考えが一致した
そこからその層に関心のある人との接触を増やしていく必要があるのでは、という点でも一致した
それから決まりきった考えに揺さぶりをかける必要性についても話が出ていた

「意識の第三層」についての考察は、7月上旬の「医学のあゆみ」誌に出る予定である
ご批判をいただければ幸いである








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