今朝のパリは完璧な快晴で、霜が降りる肌を刺すような寒気
トゥールの空も同じ
静かな町に戻ってきた
昨日、空の上にいる時、かなり昔のことが頭に浮かんできた
アメリカの学会に向かう機内で、なぜか幸福な気分になったのだ
地上から足が離れ、具体的なものが消えた状態で空を彷徨っていることがそうさせたのか
地上と天空
天空をいま解釈し直せば、それはプラトンのイデアの世界なのだろうか
潜在的に、雑然とした地上から離れて透明な世界へ向かうことに憧れを抱いていたのか
わたしのフランスは、飛行機から降りてもまだ、天空のままなのかもしれない
今回の日本滞在を始めた時の記事と繋がったようだ
フランスでイデアリズム、日本でリアリズム?(2018.9.2)
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