面白い科学のニュースを見た
馬の脳波を測定するヘッドバンドを開発し、馬の気持ちをより客観的に観察しようという研究である
ヒトでは数十の電極を付けるようだが、馬では僅か4つだけ
馬に固定されるので動いている間も観察できる利点がある
この研究では18頭の馬を2群に分け、一方は窮屈な厩舎に置き、他方は牧草の上を自由に動かす
その結果得られた2群の脳波は異なっていたという
厩舎群は右半球のγ波が2.5倍増え、牧場群は左半球のθ波が2倍増えていたという
ヒトの研究では、前者は心配、動揺、鬱状態の兆候、後者は平静で注意深い心の状態の兆候とされている
心が平穏な状態は幸福に繋がるものでもある
勿論、ヒトの状態をそのまま動物に当て嵌めるのはどんなものかという批判はあるようだ
ただ、動物を見ていると、感情がないなどという方が難しい
それを主観に依らずに測定することができれば、科学的でより信頼できるというのが科学の道なのだろう
これからの進展に注目したい
最近のわたしの受け止めは、そこから少しずつズレてきているようにも感じているのだが、、
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