今週もプチ遠出の感じで自然の中へ
新しいプロジェに当たる
ウィークデーとは違う領域に入るので新鮮である
これから土曜が楽しみになるのだろうか
フランス語で土曜は samedi だが、フランスに渡って暫くしてからこの言葉が甘美に感じられるようになった
開放感がそこにあったのだろう
その感覚は暫く忘れていたが、ここに来て蘇ってきたように感じられる
ところで先日のこと
COVID-19に対する政策を考える際に自然科学と人文科学の関係が問題になるというイギリス人の論説を見た
日本でもそうだったが、まず対策について意見を求められるのは科学関係の人であった
STEM(science, technology, engineering, mathematics)と呼ばれる領域の人である
途中から社会科学系の人も呼ばれるようになったが、この状況はイギリスでも同様のようである
全体で80名になる委員会の中で、社会科学の限られた領域の人が僅かと人文科学者は1名だという
多くの人の行動がパンデミックの状況を決めていることを考えれば、この状況は変えなければならない
所謂 SHAPE(social sciences, humanities, arts for people, economy)の領域を加えて一緒に考えるべきだという
パンデミックが齎している問題は、単に病気になるか、ならないかだけではない
ロックダウンが続くイギリスでは、ディジタルディバイドや公共スペースの不足が問題になった
パンデミックにより、格差が益々広がっているというのだ
この解決のためには物理的なインフラストラクチャ―だけではなく、コミュニティを支える構造の構築が欠かせない
そこまでを含めて初めて、パンデミックに対応していると言えるのだろう
政府はSHAPEが問いかける問題に向き合わなければならないとしている
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