昨夜のこと
テレビをつけると佐野元春、吉増剛造両氏による対談が流れていた
実は、佐野元春というお名前は知っていたが、その顔や音楽との結び付きがなかったのである
この対談を聴きながら、彼が詩人であり、吉増氏と通じる何かを持っている方だと察した
その意味では、わたしにとっての発見となった
お二人のやり取り、特に詩の応酬は難解であった
佐野氏は次のようなことを言っていたように思う
相手の詩を理解しようとはしていないが、魂の発露のようなものを受け取るようにしている
わたしも同じような感覚でお二人の詩を聴いていた
それ以上に、そんなに縛られることなく、もっと自由に生きてよいのだという思いが生まれていた
詩には精神を解放する力が確かにある
そのことを確認させる対談となった
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