完全にリラックスした年末年始だった
その時どんな風景が浮かんだのか
一言でいえば、これまでの人生の中で出合ったあらゆる意味での可能性とその時の判断についてである
ほとんどの場合、その先にある道について思いを巡らすことなく、瞬時に決めていたのである
もう少し考えるべきではなかったのか、そのことを味わうべきではなかったのか
そこで考えることこそ人生を味わうことではないのか
このように考えることができるのは、人生のこの時期にいるからかもしれない
もう一つ気付いたのは、本当のものは身近にはなく、どこか遠いところにあるという考えを持っていたことである
ほとんど無意識のうちに
ここにはないのだから、瞬時に決めても大きな問題にはならない、となる
と同時に、身近なものを遠くから眺める視線がそこに生まれていたのだ
このようなことが浮かんできたのは、日本で正月を迎えたことと関係していそうである
昨年の記録を読み直してみたが、過去よりは未来に思考が向かっているようであった
ある意味、陰りがないので味気ないところがある
天空の世界を理想としているのは分かったが、目の前の身近な動きにも丁寧な対応をすべきではないか
これまで無視してきた世界にも目をやるようにすること
これも新年の抱負として挙げておきたい
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