mardi 1 novembre 2016

興福寺で時空を超える



本日は午前中から興福寺を3年ぶりに訪れた
前回、いつでも観ることができると思っていた北円堂無著世親に会うことができなかった

興福寺中金堂へ瓦を奉納、千葉大学での講義で新しいアプローチの必要性に気付く (2013.9.13)

今回は何という幸運か、北円堂開扉の期間に一致していた
初めてその姿を目にすることができた
建物もその中に収められている彫刻も国宝となっている

弥勒如来座像
無著・世親菩薩立像
四天王立像

その周りをゆっくり何周もしながら、時が刻み込まれ別の姿になっているその像に見入る
おそらく出来立ての時には体験できなかっただろう、という感覚がそこにある
時を超え、時の中を漂う、とでも形容したくなるひと時となった

それから辺りを散策の後、国宝館
こちらも初めてになるが、素晴らしいものばかりが集められていた
すべてではないが、ほとんどが自分の感受性とピタリと合うものばかりであることに驚く
至福の時間となった


前回、平成30年の完成を目指して中金堂が再建途中で、勧進のお願いが出ていた
わたしも勧進所に入り、瓦に一筆したためて寄進した
その時に写真に収めたのだが、昨年1月のブリュッセルでの出来事のため消え去ってしまった
ただ、茫洋とした願いの輪郭は覚えている
そこへ向けて少しは進んでいるのだろうか

以前の熱気は消えている勧進所に寄って、あの時の瓦の運命を訊いてみた
すでにすべての瓦は屋根に載せられているとのこと
CGの映像で完成された時の雰囲気を味ってから帰ってきた


  興福寺 北円堂


  興福寺 国宝館






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