dimanche 22 janvier 2017

現代の哲学者の課題とは?



今朝、向かいの芝生には霜が降りていた
それもお昼には消え、鮮やかな緑が戻っていた
これからひと月くらいはこの寒さが続くのだろうか
ただ、日中は寒さをあまり感じない
先日のパリで感じたあの底冷え感は、風の強さのためだったのかもしれない

夜、小さな書庫となる部屋で見つけたこの本を摘み読みしてみた
哲学に何ができるか
廣松渉先生に五木寛之生徒が講義を受けるという形式の対談である
元々の対談は40年ほど前で、中公文庫に入ったのがその20年後
日常感覚ではかなり前のお話ということになるが、今のわたしの中に時差はない

タイトルの問いに対する答えがあるのかと思ったが、納得のいくものはなかった
最後の方で生徒が先生に哲学者の課題を訊いているが、明確な答えはなかった
考えてはいるけれども答えがないと先生は言う
それから、哲学者の苦闘の跡やその考えが広く伝わることはないのかと生徒は問い掛ける
まず、自分の仕事をどのように書くのかについて先生は迷っているようだ
これに対して、生徒の方は読者に媚びる必要などないのではないかと言っている
考え方としては五木氏に賛成である
ただ、本物の哲学書を一般に届けようとすると、やはり言葉の問題は大きいのではないだろうか
哲学の中に留まる言葉で書かれていると、特に現代では普通の人は手に取らないと思われるから






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