25年ぶりにこの店を訪れた
5年ほどお世話になった研究室のメンバーと顔を合わせる前の時間を使って
四半世紀も経つと、町もいろいろと変わっていた
まず驚いたのが駅と駅前の景色
その昔はいかにも田舎の駅という印象だったが、モダンな建物と広場に一変していた
このような時、変わらないものなど何もないということをいつも感じる
それは、すべては忘れられて行く、という感慨にも繋がる
実はもう一軒顔を出したいと思っていた店があったが、その姿はなかった
このお店、テレビの「孤独のグルメ」で取り上げられていた
昔はよくお世話になっていたのではないかと思う
客層が変わって来たのかもしれないという印象を持った
昔と同じ心持ちにはどうしてもなれないものだ
そこに一抹の寂しさを感じる
店のご主人とおかみさんに挨拶する
わたしの顔には見覚えがあったようだ
名前を名乗ると、「ああ、・・ちゃん」との返答
昔はそう呼ばれていたのだろう
研究室を主宰されていた片桐教授も80歳になられるが、お元気であった
院生や研究生だった皆さんもすでに還暦とのことで驚く
驚くのは自分の年を忘れているからだろう
いろいろな世界に手を伸ばして人生を楽しんでいる様子も垣間見ることができた
お忙しい中、時間を割いていただいた皆さんに改めて感謝したい
偶には昔の世界を訪ねてみるものである
今回もいろいろな発見があった
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