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2023年2月6日月曜日

リマインダー: 春のカフェ/フォーラムのご案内






2023年最初の会を以下の要領で開催することにいたしました
興味をお持ちの方の参加をお待ちしております
よろしくお願いいたします



第9回サイファイ・カフェSHE札幌 
 2023年2月25日(土)15:10~17:30 
 テーマ: アナクシマンドロスと科学的思考 
 会場: フルーツ会議室 / 札幌駅前 


第7回 ベルクソン・カフェ / 第9回カフェフィロPAWL 
 2023年3月1日(水)18:00~20:30 
 テーマ: アラン・バディウの幸福論を読む(2)幸福と反哲学
 会場: 恵比寿カルフール B会議室 


第8回サイファイ・フォーラム FPSS 
 2023年3月4日(土)13:10~17:00 
 プログラム:
  矢倉英隆 シリーズ「科学と哲学」② ソクラテス以前の哲学者-2
  久永真市 遺伝子と個性
  市川 洋 「人間の基本的な在り方」と「科学の在り方」
 会場: 恵比寿カルフール C会議室


第16回サイファイ・カフェSHE
 2023年3月8日(水)18:00~20:30 
 テーマ: アナクシマンドロスと科学的思考 
 会場: 恵比寿カルフール B会議室 











2023年1月10日火曜日

春のカフェ/フォーラムのご案内

























2023年最初の会を以下の要領で開催することにいたしました
皆様の参加をお待ちしております
本年もよろしくお願いいたします



第9回サイファイ・カフェSHE札幌 
 2023年2月25日(土)15:10~17:30 
 テーマ: アナクシマンドロスと科学的思考 
 会場: フルーツ会議室 / 札幌駅前 


第7回 ベルクソン・カフェ / 第9回カフェフィロPAWL 
 2023年3月1日(水)18:00~20:30 
 テーマ: アラン・バディウの幸福論を読む(2)幸福と反哲学
 会場: 恵比寿カルフール B会議室 


第8回サイファイ・フォーラム FPSS 
 2023年3月4日(土)13:10~17:00 
 プログラム:
  矢倉英隆 シリーズ「科学と哲学」② ソクラテス以前の哲学者-2
  久永真市 遺伝子と個性
  市川 洋 「人間の基本的な在り方」と「科学の在り方」
 会場: 恵比寿カルフール C会議室


第16回サイファイ・カフェSHE
 2023年3月8日(水)18:00~20:30 
 テーマ: アナクシマンドロスと科学的思考 
 会場: 恵比寿カルフール B会議室 












2022年10月31日月曜日

10月を振り返って




今月も纏めの時期となった

何をやっていたのか、早速振り返ってみたい


1)まず、月初めに3年ぶりにカフェ/フォーラムを再開したが、一昨日の札幌の会で無事に終えることができた

再開に当たっては心身の立ち上げが大変であったが、終わった今、開催してよかったと思っている

一つには、参加者の皆様との交換により、わたし自身に新たなエネルギーが注入されたように感じていることがある

二つ目として、カフェ/フォーラムが少しずつ変容を始め、有機体としての生命を持ちつつあるように感じられることである

更に進化することを願いたいものである

改めて参加者の皆様に感謝しながら、それぞれの会を振り返っておきたい


  第6回ベルクソン・カフェ+ 第8回カフェフィロPAWL(2022.9.28)

   テーマ: アラン・バディウ: 『真の幸福の形而上学』を読む


   矢倉英隆: シリーズ・科学と哲学 ①「ソクラテス以前の哲学者」
   渡邊正孝: 変性意識と無意識
   岩永勇二: 『免疫学者のパリ心景』発刊記念トークセッション!


   テーマ: パスツールのやったことを振り返る


   テーマ: 『免疫学者のパリ心景』を語り合う


ところで、これまで年2回の開催だったが、来年は年3回の開催とすることとした

最初のシリーズは、以下の日程で行う予定である


 ● 第9回サイファイ・カフェSHE札幌 2023年2月25日(土) 15:10~17:20

 ● 第7回ベルクソン・カフェ+第9回カフェフィロPAWL 2023年3月1日(水) 18:00~20:30

 ● 第8回サイファイ・フォーラムFPSS 2023年3月4日(土) 13:10~17:00

 ● 第16回サイファイ・カフェSHE 2023年3月8日(水) 18:00~20:30


それぞれのテーマについては、決まり次第お知らせしたい


2)免疫に関するエッセイの校正が始まった

4月には書き終えていたので、半年間寝かせておいたことになる

編集者のコメントとともに読み返しながら、言いたいところをより明快に表現しようとしているところである

それと、先日も触れたが、文献の扱いを考えなければならない

ディジタル本であれば、そのまま使えるのだろうが、紙の場合にはそうもいかない

これからの課題である


3)今月もコリングウッド(1889-1943)による「自然」の分析を読んでいた

また、その中に出てきたプラトン(427 BC-347 BC)の『ティマイオス』にも目を通し、貴重な時間となった

コリングウッドに関しては、これからも続ける予定である





2022年10月29日土曜日

第8回サイファイ・カフェSHE 札幌、無事終わる




















今回のSHE札幌は、「『免疫学者のパリ心景』を語り合う」というテーマで開催した

最近気づいたのだが、このテーマは世の中の人がすでに拙著を読んでいることを前提としたものであった

その辺の感覚のずれは、3年に及ぶお休みが齎したものだろう

そのため逆に、この本を読み込んだ方が参加されることになった

会の進行は、最初に全体的な印象を伺った後に、それぞれが感じた個別の問題について話すことにした

以下、アトランダムに会での会話をピックアップしてみたい


A氏は、次のような印象を語った

表紙やパリを感じされる全体の雰囲気に編集者のよい嗜好が感じられた

さらに、エッセイシリーズを読んでいた時よりは本書の方が全体に流れが出ていて、非常に読みやすくなっていた

10年に亘って書かれたものだが、文体の揺れがないので、すでにある程度出来上がってから書き始めたのではないか

ただ、第3章の科学者を扱ったところが引っ掛かった

それから、索引があるとこの本を使う上でよかったのではないだろうか

若い人にも読んでほしいが、どれだけ話が通じるのか分からない

やはり、死を意識した人に、より受け入れられやすいのではないか


B氏は、第1章で科学から哲学に入る過程が語られていたが、そこに著者の勇気を感じたとのこと

C氏は、自分が本を見る時に重視している美しさがこの本にはあった

例えば、紙が真っ白で質が良く、作りが非常に丁寧であることが分かった

また、写真のレイアウトなどにもセンスの良さを感じた

内容に関しては、思考が手に取るように分かり、流れがあるため、楽しく読むことができた

自分が思考していることを語っているので、押しつけがない点も目に付いた

すでに60歳を超えているので、この著者のように考えていきたいと思わせてくれた


A氏も読みながら、自由なものの見方が示されているために楽しくなったとのこと

この効果は、狭い見方をしている若い人の気持ちを楽にすることに繋がるのではないか

この本には宝物になる言葉が溢れていた

B氏は、7ページにある「残りのすべての時間をこの世界をできるだけ統合的に理解するために費やそうと決意することになった」という言葉は、物理学者の目指すところと通じるところがあることを指摘

C氏は、251ページの図3について、右側の科学の中に哲学的な要素が入り込むイメージと絶対的真理との繋がりについて考えていたとのこと

 これは、絶対的真理に至るには哲学の関与が欠かせないのかという疑問だろうか

 わたし自身は、その問いにOuiと答えるだろう

それから、著者はいろいろなものを読み込んでいるため、全体に厚みがあるという印象で、良い言葉にも溢れている

ただ、本から離れている若い世代がこの厚さに耐えられるのかどうか分からないところがある


そのことともどこかで関係しているのだろうが、A氏から次のような発言があった

仕事を離れて face to face で話し合う機会が、特にコロナが始まってからは激減している

その点からも、このような会には意味があるのではないか

C氏は、トルストイの『人生論』から論を進めている個所(202ページ)についてコメントされた

それは、意識の第三層での精神活動だけでは不十分で、そこから他者との関係の構築へと進めなければならないという議論であった

これも真剣に他者との会話を構築すること、さらにそれはこのような会の意義にも繋がることを指摘するものになっているのではないか


A氏は、エネルゲイアという時間の捉え方(82-87ページ)を掴みつつあり、これまでの見方が良い方向に変わりつつあることを指摘

これなども実際の生活に役立つ知恵が鏤められていることの一例ではないかとのこと

また、今準備が進んでいるという免疫に関する本にも期待しており、それはこの本を補完することになるのではないか

つまり、この本を読んだ人が免疫の本を読み、逆に免疫の本を読んだ人がこの本に戻ってくるという具合に

そうなれば素晴らしいのだが、


最後に、C氏がラッセル・アインシュタイン宣言(275ページ)に絡めて、軍事研究をどう扱っていけばよいのかという現実の問題が提起された

意識の第3層までを動員せよとは言われるが、具体的にこのような問題をどのように考えて行けばよいのかという問いである

これは月初めのFPSSでも出された、現実の問題にどう向き合うのかという問いに繋がるものであった

今日はこのあたりで終わりを迎えた

じっくり読み、議論に参加された皆様に改めて感謝したい































2022年10月12日水曜日

コリングウッドによる自然(19): アリストテレス(1)ピュシスの意味

























今朝は気持ちよく晴れ上がってくれた

嵐の後には、ススキの穂も萎れていたのだが、今朝は日の光を浴びて綿毛のように輝いている

植物の強さに感心すると同時に、もう少し秋を味わえる喜びがある

庭先にはトンボも寄ってきて、日向ぼっこなのだろうか、近づいても全く動かない

わたしも動かないことにして、ぼんやりと次回のカフェ/フォーラム・シリーズのことを思い描いていた

これまでは、自分の中に蓄積したテーマをあまり関連性を考えずに飛び回っていたような感がある

今回、FPSSで繋がりを持った話を始めることにしたが、他の会もどこかで繋がるようなテーマを選んで進めるのも面白いのではないかという考えが浮かんできた

勿論、それに縛られることはないのだが、、

いずれにせよ、具体化し次第、お知らせする予定である



さて、本日もコリングウッド(1889-1943)で、新らたにアリストテレス(384 BC-322 BC)を論じている

具体的には、『形而上学』の第12巻に展開される宇宙論を論じることになるようだ

この部分については、プラトン(427 BC-347 BC)の影響下に書かれた初期の作品とする意見と、後期の文体と成熟した発展の痕跡が見られるとする見方があるようだ

今日のテーマは、ピュシス(φύσις)の意味である

アリストテレスは、一つの言葉がいくつかの意味を持つことに注目し、だからと言って曖昧とは限らないと考えていた

そして、それらの意味は相互に繋がっているが、その中の一つだけが最も深く真なる意味であるとした

彼は、ピュシスの意味を次の7つに区別する

1)起源、あるいは生まれ

現実のギリシアの文献にこのような意味を持つことはないという指摘があり、コリングウッドも同意する

2)事物がそこから成長する種子

これも文献には出て来ない意味である

3)自然的物体の運動ないし変化の根拠

例えば、石が自然に落ちるなどと言う時の意味で、普通のギリシア語の用法である

4)事物がそこから作られる始原的物質

これはイオニア学派によって強調された意味である

紀元前6世紀の哲学において、事物の本質ないし本性を意味していたが、イオニア学派は事物の本性を事物が構成されている構成要素に関連付けて説明しようとした

5)自然的事物の本質ないし形相

紀元前5世紀の哲学の著作においても普通の用法においても、ピュシスはこの意味で使われていた

しかし、自然を自然的事物の本質と定義することは、自然的事物の定義がないところではトートロジーになる

6)一般に本質ないし形相

アリストテレスは、自然的事物を「自らの内に運動の根拠を持つ事物」と定義することによりトートロジーを回避している

7)自らの内に運動の根拠を持つ事物の本質

これこそ、アリストテレスが真の根源的意味としたものである

それ自身の権限で成長したり組織したり運動したりする原理を持っていることが事物のピュシス(自然)という意味であるとしたのである








2022年10月6日木曜日

9月、そしてカフェ/フォーラムを振り返る





9月は、R・G・コリングウッド(1889-1943)の自然についての考えを読み始めた

そして『ティマイオス』についての議論が始まるところで、原典に当たり、つい最近終わったところである

それと並行して、昨日で終わったカフェとフォーラムの準備に追われていた

3年振りになるので、なかなか大変であった

意識のレベルから見れば、底に沈んだ日常から一段上に顔を出す状態を想定して動くということになる

沈んだ状態のままでいる方が楽なのだが、偶にはアゴラに顔を出し、意見の交換をすることも忘れてはならない

哲学の祖の教えがどこかに響いていたのだろう

少しだけ浮き上がることにした


まず準備だが、いつものように、一つずつ片付けていくのではなく、すべてを最後まで開いたままにしておいた

そのため苦しいのだが、最後に全体が大きな纏まりを作ってくるその感覚は何ものにも代え難い

それを感じるのは、それぞれの会の直前なのだが、、、

今回も始める前には見えていなかったことがいろいろ見えてきた

中には、これからのプロジェとしても面白そうなものもあり、わたしにとっては実り多き準備となった


そして実際に会の開催に漕ぎつけたが、今回は3年というブランクにもかかわらず、あるいはそれ故に、想像以上の方に参加していただき、主宰者としては嬉しい限りであった

今回はこれまで以上に、一つの場所に集まり、考えを発し、お互いに交換することによる想定外の効果を感じることができた

まさに、会が有機体の如く動き出し、我々にいろいろなことを指し示してくれるという風情で、交換される意見も熟度が上がっている印象があった

参加された皆様にとっても、これからに繋がる発見があったことを願うばかりである


すべてが終わった今、この試みには積極的に向き合わなければならないという気持ちが生まれている

個人的には嫌いな「使命感」のようなものだが、内発的なもの、必然的にそこに向かうものはその限りではなさそうだ

なぜなら、それをすることによる内的なストレスを全く感じないからである

ということで、来年は「試みに」年3回開催というアイディアも生まれている

もしそうなれば、2月、6月、10月あたりの可能性が高くなる

いずれにせよ、次回の予定が決まり次第、この場に案内を出したい

これからもよろしくお願いいたします











2022年10月2日日曜日

第7回サイファイ・フォーラムFPSS、盛会のうちに終わる





昨日は第7回サイファイ・フォーラムFPSSを開催し、盛会のうちに終えることができた

当日数名の方が参加できなくなったが、お忙しいところ多くの皆様に参加していただいた

改めて感謝したい


プログラムは以下のような内容であった

1)矢倉英隆: シリーズ「科学と哲学」① ソクラテス以前の哲学者

2)渡邊正孝: 変性意識と無意識

3)岩永勇二: 『免疫学者のパリ心景』発刊記念トークセッション!

ここでは、個人的に印象に残ったことを中心に記したい


1)今回から、コロナ前に武田克彦氏からいただいた助言を取り入れ、会の一貫性を保つために、シリーズでお話をすることにした

テーマは「科学と哲学」とし、科学を哲学者の思索の跡から考え直すことにした

それは必然的に哲学史を見直す旅になると考えたからである

また、その過程が科学と哲学の新しい関係を探る切っ掛けとなることも願っている

今回は、シリーズを始めるにあたっての考え方を示した後、ソクラテス以前の哲学者の思索を取り上げた

具体的には、タレス(c.624 BC-c.546 BC)、アナクシマンドロス(c.610 BC-546 BC)、アナクシメネス(585 BC-525 BC)、ピタゴラス(c.570 BC– c.495 BC)が考えたことを振り返った

ここで問題にされたことは、それまでの流れとは異なる、一つの要素でこの世界の根源を考えようとした背後にはどのようなことが起こっていたのかという疑問である

もう少し明確に回答できるよう、さらに調べる必要があると感じた



2)渡邊氏は変性意識と無意識について、これまでの研究成果も交えながら、詳しく説明された

変性意識は、薬物、睡眠、催眠、感覚遮断、脳の電気的あるいは磁気的刺激により、意識が変容した状態を言う

その中で、夢が最も身近な変性意識だという

例えば、明晰夢というのがあるが、これは自分が夢を見ているという意識を持ち、夢の内容を変容することができるもの

明晰夢の前半は最近経験しているが、そこから先にはまだ至っていない

それから瞑想的状態には日々あるので、ある意味、日常的に日常から離れた意識状態にあるのかもしれない

これが長期的にどのような影響を及ぼすのか、興味深いところである

変性意識の中にはこの他に、宗教体験、臨死体験、体外離脱体験などがあるが、まだ体験する機会はない


もう一つの無意識であるが、呼吸、歩行、運転などは無意識に行われているとされる

また、不注意盲(何かに注意を向けることで、本来は見えているはずのものが見えない現象)や変化盲(見ているはずなのだが、途中で起こっている変化に気付かない現象)がある

これらは自分でも体験する現象である

興味深かったのは、特定の問題に集中せずに「心を彷徨わせる」マインドワンダリングの時に独創的アイディアが生まれるということ、そしてそこに関与しているのがデフォルト・モード・ネットワークであるという指摘であった

これもわたしの日常に当て嵌まるが、独創的アイディアが生まれるかどうかは別にして、いろいろな繋がりがよく見えるようになると同時に、精神状態を平静に保つことができるようになったように感じている

以前にこのテーマでエッセイを書いているので、以下に貼り付けておきたい


また、時間に追われている現代人はマインドワンダリングするための暇もなくなっている可能性がある

それが事実だとすれば、創造的な考えが生まれる可能性が削がれていることになる

もう一つ興味深かったのは、「プライミング」(先行する事柄が後続する事柄に、影響を与える)や「ナッジ」(何気ない遠回しな表現により、ある行動や意志決定に導く)が現代社会のいろいろなところに浸透している可能性であった

つまり、我々は日常的に何かに無意識の内に操られて生活していることが示唆される

それを回避することができるのかどうかは分からないが、注目すべき問題だろう



3)岩永氏は『免疫学者のパリ心景』の編集を担当されたところから、本書の特徴を中心に話を進められた

文章が美しいという声が聞こえたが、自分では全く分からない

ただ、注意している点として挙げたのは、自分の頭の中にあるイメージをできるだけ正確に言葉に移(映)し、文章内あるいは文章間の論理の流れをできるだけ自然になるようしていることくらいである

そこから浮かんだ考えは、正確さや論理性は美しさに繋がるのではないかということであった


批判として出ていたのは、現在の問題を指摘するだけで、それについての明確な考えが書かれていないという点

それと関係するのだろうが、本自体のメッセージが弱いという点などである

これらの指摘は当たっているように思う

その原因として、現在の問題についての考えが煮詰まっていないことが挙げられる

それから、訴えかけるようなメッセージ性を嫌うところがどこかにあるような気がしている

いずれにせよ、これで終わったわけではないので、今後に向けて思索の機会をつくることも考えていきたいと思わせてくれる会となった



もう少し詳しいまとめは、後ほどサイファイフォーラムFPSSのサイトに掲載する予定なので、参照いただければ幸いである








































2022年8月31日水曜日

8月を振り返って


























ゆっくりと時は流れている

夏から秋に入りつつある

月初めに考えていたプチ・プロジェには遂に手が付けられなかった

よくあることだが、なぜそうなるのか未だに分からない

時間はたっぷりあるという思い込みが、どこかにあるのだろうか

あるいは単に、のんびりしたいというだけなのか

ということで、今月は以下のようなことを表立ってやっていた



1)6月から読み始めたゲーテの記録を読み終えた

タイムスリップしてゲーテの日常を覗き、その考え方を知るという贅沢な時間であった

そこには示唆に富む人間やものの見方を示す言葉が溢れていた

これは読む前には想像できなかったもので、最後まで読み進むための力となったようだ



2)先月固まった秋のカフェ、フォーラムの準備を始めた

3年振りに再開することになった会だが、時間が空いたので心身を立ち上げるのが大変であった

最初に大きなテーマは決めるのだが、そこでどんな話題を提供するのかは最後まで分からない

その間に思わぬ拡がりに気付くことがある

それを求めて準備しているのかもしれない

現在までに、これまで関係なく在ったものが繋がり、新しい方向性が見えるという嬉しい経験をしている

このような想定外の発見は何ものにも代え難く、これから増えることを願いたい

ただ、いずれの会の全体像もまだ見えていない

最終的に自分でも驚くような内容になることを願うばかりである

先日リマインダーを出したところなので、興味をお持ちの方の参加をお待ちしている














2022年8月26日金曜日

リマインダー: 秋のカフェとフォーラムのご案内



サイファイ研究所 ISHE の秋の催し物を改めて紹介いたします


1)第6回ベルクソン・カフェ第8回カフェフィロ PAWL

日時: 2022年9月28日(水)18:00~20:30

場所: 恵比寿カルフール B会議室

テーマ: アラン・バディウの『幸福論』を読む

テクスト: Alain Badiou, Métaphysique du bonheur réel (PUF, 2015)

 参加予定者には、予めテクストをお送りします

 議論は日本語で行いますので、フランス語の知識は参加のための必須条件とはなりません








日時: 2022年10月1日(土) 13:20~17:00

会場: 恵比寿カルフール C会議室

プログラム: 

(1)13:20~14:00 矢倉英隆  シリーズ「科学と哲学」 ① イントロダクション

(2)14:00~15:30 渡邊正孝  変性意識と無意識

(3)15:30~17:00 岩永勇二  『免疫学者のパリ心景』発刊記念トークセッション!




日時: 2022年10月5日(水)18:00~20:00

場所: 恵比寿カルフール B会議室

テーマ: パスツールのやったことを振り返る

 パスツール(1822-1895)の生誕200年に当たり、意外に知らないその足跡を振り返ることにしました

 科学での仕事を振り返った後に哲学的な側面にも触れることができればと考えています

ポスター


日時:2022年10月29日(土)15:10~17:20

場所: フルーツ会議室 / 札幌駅前

テーマ: 『免疫学者のパリ心景』について語り合う

 拙著で取り上げた話題を肴に、科学、哲学、人生について語り合う予定です




興味をお持ちの方は、矢倉英隆(she.yakura@gmail.com)までご連絡いただければ幸いです

よろしくお願いいたします







2022年7月28日木曜日

秋のカフェのご案内








それ以降、他の会をどうするのか考えていたが、昨夜、暑さのためか、一気に纏まりを見せてくれた


今回、ベルクソン・カフェカフェフィロPAWLとを合体させることにした

前者はフランス語を読み哲学するもので、後者は生き方に関わる哲学を語る会である

つまり、生き方に関わる哲学をフランス語で読み、日本語で語り合おうと考えたのである

ということで、以下のようになった


日時: 2022年9月28日(水)18:00~20:30

場所: 恵比寿カルフール B会議室

テーマ:現代フランスの哲学者アラン・バディウ(1937- )の『幸福論』を読む

テクスト: Alain Badiou, Métaphysique du bonheur réel (PUF, 2015)

 参加予定者には、予めテクストをお送りします

 今回から、テクストの量を減らして、議論する時間を多くとるようにいたしました

 フランス語の知識は参加のための必須条件とはなりません



日時: 2022年10月5日(水)18:00~20:00

場所: 恵比寿カルフール B会議室

テーマ: パスツールのやったことを振り返る

 今年はパスツール(1822-1895)の生誕200年に当たる

 この機会に、パスツールの足跡を振り返るのも悪くないだろう

 わたし自身、フランスにいる時には、なぜかその中に入ることができなかった

 余りにも良く知られた人物だったので躊躇したのかもしれない

 今回、少し離れたところから彼のやったことを検討することにした

ポスター


日時:2022年10月29日(土)15:10~17:20

場所: フルーツ会議室 / 札幌駅前

テーマ: 『免疫学者のパリ心景』について語り合う

 東京のFPSSで編集者の岩永氏がこの本を取り上げて、話し合いの場を設けてくれることになった

 それと同質のことを札幌の参加者とともにやろうという計画である

 その中から、新たな発見が生まれることを願っている

ポスター


興味をお持ちの方の参加をお待ちしております







2022年7月11日月曜日

第7回サイファイ・フォーラムFPSSのご案内





新型コロナの影響で2019年秋からお休みしておりましたサイファイ・フォーラムFPSSを再開することに致しました

予定は以下の通りです

今回は開催できることを願っております



第7回サイファイ・フォーラムFPSS

日時: 2022年10月1日(土) 13:20~17:00

会場: 恵比寿カルフール C会議室















プログラム: 

(1)13:20~14:00 矢倉英隆  シリーズ「科学と哲学」 ① イントロダクション

(2)14:00~15:30 渡邊正孝  変性意識と無意識

(3)15:30~17:00 岩永勇二  『免疫学者のパリ心景』発刊記念トークセッション!


詳細は、こちらのサイトをご覧ください

なお、フォーラム終了後には懇親の会も予定しております

興味をお持ちの皆様の参加をお待ちしております

申し込みは、矢倉英隆(she.yakura@gmail.com)まで

よろしくお願いいたします











2021年12月8日水曜日

サイファイ研ISHEのカフェとフォーラムを振り返る



















科学と哲学のカフェ「サイファイ・カフェSHE」が始まったのは、2011年11月になる

今年で10年が経過したことになる

その後カフェが増え、PAWLベルグソンSHE札幌パリカフェの5つになった

この中のパリカフェは、COVID-19のためにフランスを引き上げたため、継続が難しくなりそうである

また、PAWLが始まるのを受け、2013年にこの活動のベースとしてサイファイ研究所ISHEを創り、現在に至っている 

ここ2年間はこれらの活動が休止を余儀なくされている

これもCOVID-19の影響である

これ以上悪化することがないよう願いたいものである


この休みの間、これまでの活動を振り返ることにした

手始めとして、これまでの会の様子を写真で一望できるページを作ってみた

より正確には、偶然そのような仕様になっているページがあり、内容が埋まっていなかったので利用したということになる

 ページはこちらから


いずれにせよ、実に多くの方の参加があり、これまで継続できたことが分かる

参加された皆様には感謝しかない


これからどのようにしていくのか、これまでの活動を振り返りながら考えることにしたい

今後に向けてのヒントやサジェスチョンなどがありましたら、歓迎いたします

これからもよろしくお願いいたします






2021年4月21日水曜日

COVID-19: サイファイ研の催し物中止のお知らせ















今日は少し早くスタートしたので、一日の時の流れがいつもと違うように感じた

それは良い変わり方ではあるが、なかなか前に進まないことに変わりはない


ところで、COVID-19の勢いが止まるところを知らないため、この春のサイファイ研の催し物を中止にすることにした

現状では、いつになったら対面の会議ができるようになるのか全く目途が立たない

ひょっとすると、それはこれからは叶わないのではないかという疑いも湧いてくる

自分が感染するかしないかではなく、感染が広がっていること自体が多くの問題の原因になっている

すべての人に個人を超えた思索が求められる時代に入ったということだろう

 






2020年11月23日月曜日

立ち上がることができる時


 




















世の中は連休中だという

こちらは世の動きとは関係なく動いている

その動きはすでに決まっている

その通り動くかどうかはその時に任されている

今日も徐に動き出した

取り敢えず考えている纏まりをつけるべく

時間はかかっているが、少しずつ形が見えつつあるようだ

今週中に一先ず終えることができれば、予定通りということになるのだが、、


ところで、今朝こんな考えが巡っていた

今年はサイファイ研の表向きの活動が叶わなかった

この状態はサイファイ研の活動をする前の状態と同じである

振り返れば、今年は一つの安定した精神状態で自らのプロジェに当たるには良かったようにも見える


そこで、現在を活動休止ではなく、活動開始以前の状態にあると想像するとどうなるか

その状態から社会に出ることを考えた時、想像以上のエネルギーが必要になることが分かる

活動を始めた2011年の時点でさえ、相当の不安を抱えていたのである

今の状態から活動に至ることができたのかどうか、かなり怪しいことが見えてくる

2011年すなわち3・11の秋だったからこそ、立ち上がることができたのではないか

哲学に入って4年目のすべてが新鮮な知の世界いたことも大きな力になっていたはずである

 

そう考えると、どこか不思議な感覚でサイファイ研を眺めていることに気付くのである

何かが生まれる時というのは、いろいろな偶然が重なり、それが臨界点を超えた時なのかもしれない






2020年10月4日日曜日

第7回サイファイ・フォーラムFPSS: 経過報告


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第7回サイファイ・フォーラムFPSSについて、途中経過をお知らせいたします 

当初は5月に予定しておりましたが、新型コロナのために延期いたしました 

状況が改善することを期待して、11月21日(土)の午後、日仏会館での開催を予定しております

ただ、10月31日まで日仏会館は閉館しており、11月の予定も未定のままです

この秋の開催は日仏会館が開館する場合に可能になります

ということで、現在、日仏会館の状況を見守っているところです

詳細が明らかになりましたら、この場でお知らせする予定です

もう暫くお待ちいただければ幸いです

ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします


 





 

2020年9月23日水曜日

また一歩踏み出す


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休み明けの気分で、ご無沙汰していたサイファイ研ISHEのサイトを見直し、手を加えた

今年の前半、毎日のように訳して本ブログに掲載していた『現代哲学』を新しいページに纏めた

改めて全体を眺めると、よくやったものだという感慨が湧いてくる

こなれていない日本語も満載なのだが、、

 

また、長期プロジェを謳っている免疫についてのページは10か月もご無沙汰していた

それだけ進展が見られないということだろうか

最近の植物免疫の論文について簡単に触れた

 

それから昨日触れたお誘いにはポジティブに返答した

一歩踏み出すという感覚である

これから頭を絞らなければならなくなる

この過程で新しい景色が見えてくるとよいのだが、、


 

 

 

 

2020年9月17日木曜日

内的活動と社会活動とのバランス

 














サイファイ研ISHEの活動とわたしの関係について考えてみた

昨年の秋に個人的な理由でFPSS以外の会をお休みにした

そして今年に入り、春と秋の両方(秋のFPSSについてはまだ分からないが)が中止になった

こちらはCOVID-19の影響である


この状態は、個人的なプロジェをじっくり進めるためには良いのかもしれない

本当のところは分からないが、注意が分散しないという点では常識的には良さそうである

ただ、いろいろなテーマに向かう内的活動は活性化されない

それに、1年に亘って対面で議論できないという状態は、精神的にはあまりよろしくないのではないか

こちらの対応能力にもよるが、これらの活動は長期的に見ると内的状態に活力を与えているのではないか

最近、そんな感じがしてきた 





2020年9月1日火曜日

サイファイ研究所ISHE、この秋の予定


 















今秋のサイファイ研の活動をどうすべきか、考えていた

最終的には、まだ時期尚早ではないかというところに落ち着いた

参加される方は勿論だが、開催する方も気持ちに余裕が持てるような状況でなければ難しいと考えたからだ

先に案内を出した会は、延期ではなく中止とした

年が改まり少し落ち着いてきた時に、新しいプログラムのもとに再開できればと考えている

サイファイ・フォーラムFPSSに関しては、厳格に対処している日仏会館が開館する時には開催することとした

予定が決まり次第、この場でもお知らせすることにしたい


来年は『「科学から人間を考える」試み』と銘打って2011年11月に活動を始めてから10年目に当たる

不安の中でスタートした会だったが、ここまで継続することになるとは想像もできなかった

これは一重に会を支えていただいた皆様方のお陰で、感謝の言葉しかない

今は、節目の年になる2021年に活動が再開できることを願うばかりである

これからもご理解とご協力をいただければ幸いである

 




2020年4月15日水曜日

サイファイ研究所ISHEの春の予定について




先にお知らせした春の予定ですが、COVID-19の影響を考慮して、すべて延期することにいたしました

  • 第8回サイファイ・カフェ SHE 札幌(4月25日)
  • 第15回サイファイ・カフェ SHE(5月13日)
  • 第7回サイファイ・フォーラム FPSS(5月16日)
  • 第8回カフェフィロ PAWL(5月20日)
  • 第6回ベルクソン・カフェ(6月4日、11日)

ご理解いただければ幸いです

COVID-19の影響ができるだけ少ないうちに収束し、秋には開催できることを願っております









2020年4月5日日曜日

サイファイ研究所ISHEの5月の予定について





サイファイ研ISHEの5月の予定について変更が出ましたのでお知らせいたします

COVID-19の影響が広がる中、5月に予定していた以下の会を延期することに致しました

     
    FPSSに関しては、6月に日仏会館が開館し、会場が確保された場合には開催する予定にしております
詳細が決まり次第、改めてお知らせいたします
ご理解いただければ幸いです