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2020年6月16日火曜日

「駅ピアノ」で再会か




昨日、「駅ピアノ」という番組が流れていた
世界各駅に置かれたピアノを演奏する人の人生が垣間見える興味深い番組だと思っていた
そして昨日、ロンドンのセント・パンクラス駅のピアノが出ていた
これは昨年自分も見たものである

その中に、90歳を超えた素晴らしい演奏をするご老人が出てきた
人生を支え、豊かにしたのがピアノだったと感謝している
観終わって、自分も昨年動画にしたことを思い出し、確認してみた
心和む朝のひと時(2019年2月9日)
このご老人、昨日見た方と同一人物ではないだろうか
非常によく似ている
そうだとすれば、殆ど毎日のように通っているのかもしれない
記憶が薄れているが、昨日の番組でもそんなことを言っていたような、いないような

なぜか嬉しくなる発見であった
そう思いたい






2019年2月11日月曜日

ハイテーブルディナーでの話題から



トゥールは朝方は雨模様だったが、午後から太陽が顔を出してくれた
向かいのグラウンドからは元気のよい声が聞こえてくる
旅から帰り落ち着いてみると、直近のために隠れていたケンブリッジでの記憶が蘇ってきた

ディナーで私の向かいになった物理学者が、世界共通語に関して興味深いことを言っていた
第二次大戦後、自国の言葉を世界共通語にしようとしていた国があるというのだ
それがドイツとフランスだという
17-8世紀であればフランス語は共通語に近いものがあっただろう
その夢よもう一度ということだったのだろうか
特に驚いたのは、あれだけの敗戦を喫したドイツもそう考えていたことである
聞き間違いかと思い確かめたが、そうだという

国も我々と同じ有機体だとすれば、そこには意志が生まれる
最近の疑問として、国の意志というようなものが一体どこから出てくるのかということがある
それがどこでどのように決められたのかも知らず、多くの人はその枠の中で踊ることになる
その恐ろしさには目もくれず、ひたすら歩むことになる


デザート・ワインの会では、オスロで運動生理学を研究している方が隣りになった
デンマーク生まれでノルウェーに移住したが、まだ国籍は取っていないようだ
1月から半年の予定とのことだが、すでに最高の時間を過ごしているという
日常の仕事に追われているオスロを離れ、静かな環境で自由に思索し行動できるからだろう

最新の拙エッセイでは、日常性の中に精神性を如何に取り込むかという問題について触れた
私の場合、日仏の移動によって務めることなくそれが可能になっていると感じている
彼は、二つの生活を持つことの重要性を当然のことのように話していた
そして、現代では精神生活を充実させることが難しくなっていると感じていた










2019年2月9日土曜日

心和む朝のひと時



雨のケンブリッジを後にして、セント・パンクラス駅へ
ピアノが2台置かれていて、そのうちの一つが以下のような状態であった
数曲聞いてパリ行のターミナルに向かわなければならなかったが、まだ弾き続けていた
なぜか心和む朝の時間となった
お陰様でそれ以降の旅路も流れるように進み、無事トゥールに戻った










ハイテーブルディナーとフィッツウィリアム美術館を味わう



昨夜はチャーチルカレッジのハイテーブルディナーにゲストとして招かれた
大学のフェローは一定期間に決められた人数をゲストとして招待できるようになっているという
フェローはそれぞれの立場で決められた黒いガウンを着ることになっている
伝統の国イギリスならではだろうか

望めば毎晩でも参加できるようなので、大学人に対する待遇というものを考えさせられる
ディナーでは周りに座った人と会話することになっているようだ
専門外の人と接触する場を提供しているのだろうから、当然のことだろう

上の写真は昨日わたしの前に座った方である
左から数学、物理学、そしてゲストのカナダ人で、UKとのリエゾンの仕事をされている方である
わたしの横には渡邊氏と物理学専攻の若き女性研究者が座る
なかなか元気がよく、応用ではなく基礎的な問題について研究していきたいとのことだった
ということで、普段使っていない脳の部分が活性化されることになった

ディナー終了後、デザートとワインの会が別の場所であり、希望者は参加できる
わたしもどんなところなのか興味があったので参加した
ディナーの時よりおいしいワインが数種類とチーズや果物などが出され、存分に楽しんだ
7時半にディナーが始まり、デザートが終わったのが11時だっただろうか
終わりはその日によって変わってくるようである
いずれにせよ、有意義な時間となった






ところで昨日は午前中から気持ちよく晴れてくれたが、残念ながらWindy & Chilly
その中を歩き回る
以前に来た時よりケンブリッジ駅前は整備されているが、中心街はそれほど変わっていない
変っていないと地元の人に言うと喜ばれる

来る時の車内からケンブリッジ大学出版局が見えたので、まずそこの様子を見ることにした
駅から近いかと思ったが予想は外れ、しかもそこに至るために計7人に尋ねることに
その中の一人は、この町では20分程度の歩きは何でもないと言っていた
目的地は静かな環境の中にある普通のビル


それから中心部に向かうと、以前に来た時に入った書店が現れた
トリニティ1番地にある、こちらもケンブリッジ大学出版局の書店である
哲学セクションに行くと、しばらく見ていなかった英語から見る哲学世界が出現
完全に時間が消える中、いろいろなものを読む
振り返れば、2時間くらいだったのではないだろうか
結局2冊を手に入れ、4-5冊気になるものがあったので後程検討することにした

そこを出て、前日渡邊氏に勧められたフィッツウィリアム美術館に向かう
陶器類が結構豊富にあったが、陶器はあまり感じないので通り過ぎ、古代の彫刻の部屋へ
エジプト、ギリシア、ローマなどの石の中から現れる表情に豊穣の時を過ごす











2019年2月8日金曜日

ケンブリッジで旧交を温める



昨夜は渡邊氏と何年かぶりに旧交を温めた
最初予定していたパブは客が多く騒々しいため話ができそうもなかったので、別のところへ
近くに静かなレストランが見つかり、そこに落ち着いた

イギリスやケンブリッジのお話を伺う
仕事には毎日出ているとのことで感心する
残りが二か月程なので、週末には精力的にイギリス国内やヨーロッパを回られているようだ
充実した生活ぶりが窺われた
春には無事に帰国されることを願うばかりである

今夜はフェローのためのハイテーブルディナーがあり、ゲストとしてわたしも招かれた
その様子は明日改めて書くことにしたい




2019年2月7日木曜日

ロンドン到着



今日は午後からユーロスターでロンドンのセント・パンクラス駅まで
1時間の時差があり、2時間半の旅となった
今回の旅は半年の予定でケンブリッジに来ている退職同期の渡邊氏からのお誘いのため
これからケンブリッジ行に乗って1時間、夕方には目的地に着く予定だ

今回、ロンドン行がリール経由であることを確認して、少しだけ驚いた
何となく直線的に北に向かっていると思ったからだろう
同様の錯覚がこちらに来てから長い間あった
それは、イギリスが非常に遠いところにある国というものである
フランスに身を置いているにもかかわらず、頭の中はまだ日本にいるように感じていたからだろう

ケンブリッジにはこれまで学会や共同研究で何度か来ている
フランスに来てからも2009年にダーウィン祭がここであり、参加している

  ダーウィン生誕200年祭 “Darwin 2009” で21世紀の科学を想う(2009年7月14日)

今回は短い滞在だが、どんなことになるだろうか