2019年2月9日土曜日

ハイテーブルディナーとフィッツウィリアム美術館を味わう



昨夜はチャーチルカレッジのハイテーブルディナーにゲストとして招かれた
大学のフェローは一定期間に決められた人数をゲストとして招待できるようになっているという
フェローはそれぞれの立場で決められた黒いガウンを着ることになっている
伝統の国イギリスならではだろうか

望めば毎晩でも参加できるようなので、大学人に対する待遇というものを考えさせられる
ディナーでは周りに座った人と会話することになっているようだ
専門外の人と接触する場を提供しているのだろうから、当然のことだろう

上の写真は昨日わたしの前に座った方である
左から数学、物理学、そしてゲストのカナダ人で、UKとのリエゾンの仕事をされている方である
わたしの横には渡邊氏と物理学専攻の若き女性研究者が座る
なかなか元気がよく、応用ではなく基礎的な問題について研究していきたいとのことだった
ということで、普段使っていない脳の部分が活性化されることになった

ディナー終了後、デザートとワインの会が別の場所であり、希望者は参加できる
わたしもどんなところなのか興味があったので参加した
ディナーの時よりおいしいワインが数種類とチーズや果物などが出され、存分に楽しんだ
7時半にディナーが始まり、デザートが終わったのが11時だっただろうか
終わりはその日によって変わってくるようである
いずれにせよ、有意義な時間となった






ところで昨日は午前中から気持ちよく晴れてくれたが、残念ながらWindy & Chilly
その中を歩き回る
以前に来た時よりケンブリッジ駅前は整備されているが、中心街はそれほど変わっていない
変っていないと地元の人に言うと喜ばれる

来る時の車内からケンブリッジ大学出版局が見えたので、まずそこの様子を見ることにした
駅から近いかと思ったが予想は外れ、しかもそこに至るために計7人に尋ねることに
その中の一人は、この町では20分程度の歩きは何でもないと言っていた
目的地は静かな環境の中にある普通のビル


それから中心部に向かうと、以前に来た時に入った書店が現れた
トリニティ1番地にある、こちらもケンブリッジ大学出版局の書店である
哲学セクションに行くと、しばらく見ていなかった英語から見る哲学世界が出現
完全に時間が消える中、いろいろなものを読む
振り返れば、2時間くらいだったのではないだろうか
結局2冊を手に入れ、4-5冊気になるものがあったので後程検討することにした

そこを出て、前日渡邊氏に勧められたフィッツウィリアム美術館に向かう
陶器類が結構豊富にあったが、陶器はあまり感じないので通り過ぎ、古代の彫刻の部屋へ
エジプト、ギリシア、ローマなどの石の中から現れる表情に豊穣の時を過ごす











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