昨日の夜、パリに戻った
随分と揺れるフライトだった
途中、キャーという声も上がっていた
暫くして、その揺れを舗装されていない山道を行くバスの揺れと比較してみた
そうすると、そんなに驚くほどのものではないことに気付き、少し落ち着く
後半は静かな飛行だった
久し振りのパリは東京、大阪に比べると随分と涼しい
そしてなぜか集中できる
日本語の雑音が消え、自らの中に容易に入ることができるからだろう
暇な時間に耐えられるようになったこと、より正確にはそこに喜びを見出せるようになったこと
これはフランス滞在の大きな遺産と言えそうだ
日本でそれを掴むのは難しいようにも感じた
ただ、一旦そのやり方が身に付いてしまえば、場所は問わなくなるのではないだろうか
午後から雨になった
バルコンに出て、久し振りの雨音を味わう
気持ちが鎮まり返る
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