2018年9月2日日曜日

フランスでイデアリズム、日本でリアリズム?



以前から感じていたことが、今日のタイトルになった
日本に戻ると、現世の出来事が身近に迫ってくる
フランスではそれが消え、自然に観念の世界に遊ぶことができる

おそらく、人間にとってこの二つは両方とも必要になるのだろう
フランスに行く前に感じていた不全感は、そこから来ていたのかもしれない
いまはその不全感は消えている
10年に及ぶ静かな無為の時間が遊ぶ空間を作ってくれたからだ
これからの問題は、まずその空間にどのようなものを作るのかということ
そして、自らの根の方にも目をやることだろう

日仏に身を置くということは、上の二つの世界に楽に入るための手段なのだろう
もともと横着なところがあることを考えれば、致し方ないのか
それがどのような効果を示すのか、いまは予想もできない
いつものように経過観察になる






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