La Touraine rêvée, André Bauchant
午前中から旧市街へ
いつものカフェではマスターが冗談を言ってきた
気分が軽くなる
2時間ほどだろうか
予定をこなすことなく、雑務に追われた
カフェを出てアナトール・フランス広場の方に歩を進めると、上の写真にあるポスターが目に入った
通りを挟んで眺めていると、素朴派の画家という言葉が見える
丁度開館したばかりだったので、覗いてみることにした
庭師で画家のアンドレ・ボーシャン(André Bauchant, 1873-1958)の展覧会であった
師を持たず、描きたい時に描きたいように描いたと語っている
作品は日本にもあるとのこと
なかなか味のある絵を残している
単に自然を描いただけではなく、歴史や神話も題材にしている
生涯で数千点を残しているという
日本でも好む人が多そうな感じの絵であった
撮影禁止だったので紹介できないのが残念である
晩年のお顔には内から滲み出る充足感のようなものが表れていた
会場となった建物もなかなか雰囲気のあるところだった
そこを出た後、リブレリーに寄ってみたが、画集などはあまり出ていないようである
街を歩いている時、素朴派と言えばアンリ・ルソーがいることを思い出す
この画家については最初のブログに書いたことは覚えている
その中に何人かこの流れの画家の名前を書いたことも覚えていた
早速調べてみると、そこにアンドレ・ボーシャンの名前があるではないか
ただ、その時には特に強い印象は残さなかったようだが、、
アンリ・ルソー展 HENRI ROUSSEAU ET LES ARTISTES JAPONAIS (2006-11-23)
なぜか非常に嬉しくなり、もう一軒のカフェに寄る
ここの店員さんも顔を覚えていたようで、親しげに話しかけてくる
更にボーシャンについて調べるも満足はいかず
帰りにアナトール・フランス広場に向かうと観覧車(la grande roue)が動いているではないか
気分が軽くなっていたせいか、高所恐怖症を押して乗ってみることにした
三回ほど回ったようである
途中、不思議な感覚に襲われる
自分の前には人はなかったはずなのだが、それが現れて驚く
一瞬どういうことなのか分からなくなっていた
以下に、40メートルの高さから見たロワール川の南側と北側の写真を一枚ずつ
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