2018年2月4日日曜日

エドゥアール・グリッサンさんの至言

      Édouard Glissant 
      @Mussetsand


本日も朝から雨が降り続いている
ゆっくりすることにした

先日、加藤周一のビデオを見ている時、この方の言葉が印象に残った
マルティニーク出身でフランスとも縁の深い作家エドゥアール・グリッサンさんである
番組は2001年のもの
グリッサンさんのお話は、8年前のパリの Salon du Livre でお聴きしたことがある

対談で多言語主義が問題になった時のこと
言葉は正確ではないが、次のようなことを言っていた

こんにち、我々は単一言語的ではありえない
ある言葉の中に世界中の言葉が響いている
その響きを聞き取っている(聞き取らなければならない?)
単一言語的にではなく、開かれていなければならない
いろいろな言葉を操る人が多言語的だとは限らない
単一言語的な思考に陥っている貧しい場合もある
多言語主義とは言語を自由に使うことについての解放である


振り返ってみるべき深い問題が提示されている



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