村田陽ニ、小谷武徳、的崎尚の各先生
昨日は学会でパリに来られた神戸大学の諸先生とのディネがあった
その前夜に連絡が入ったので、かなり急なお話であった
幸い別の用事でパリに出ることになっていたのでお会いすることができた
こういう偶然もあるのだ
あるカナダ人研究者の場合には、その日の数時間前に連絡が入り、何度か出掛けたことがある
そのことを思えば、ずっとましだろう
的崎先生とはほぼ1年ぶりくらいになるのではないだろうか
昔から調子が安定されているのであまり変化を感じないが、今回も同様であった
予定より遅れたのは、研究室の若手の発表で議論が盛り上がったためとのこと
何よりであった
アメリカの学会に比べ、ヨーロッパの学会は時間の流れがゆったりしているという感想であった
わたしも同じような感想を持ったことを思い出す
実際に生活していると、それは日常生活の反映でしかないことが分かる
そんなに急いで生きてどうするの?という考えを感じる
あるいは、形式ではなく中身でしょう、とも言えるだろうか
アメリカでは仕事をしていたせいもあるのか、いつも何かに追われていたような感じがあった
いつものように、内的世界を充実することの重要性や瞑想の効果などについて話す
過去10年程の間に内から生まれ、持論となってきたことを展開したとも言える
しかし、わたしがそうであったように、現役の人にはなかなかピンと来ない可能性がある
仕事に集中するということは、そういうことなのかもしれない
もう学会の中でも年長の方になってきたとのことで、研究者の代替わりが進んでいる
ということで、活躍中の研究者の名前は大部分聞いたことがない状態になっている
人の世の常だろう
そんな中、将来の話も少しだけ出ていた
サバティカルのような自由な環境で研究を続けることができれば、というお考えのようであった
まだ先のことなので、煮詰まるまでには時間がかかりそうな印象ではあったが、、
今日は午前中のセッションの後はベルサイユ訪問とのことで、中休みという感じだろうか
木曜で会は終わり、金曜には帰国されるとのこと
充実した会になることを願いたい
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