2017年7月4日火曜日

トゥールに無事到着



昨夜10時、無事にアパルトマンに辿り着いた
今回は資料を持って行ったので大きめのスーツケースにした
最初にこちらに来る時に使ったもので、それ以来使っていなかった
しかし、10年のブランクを感じさせない柔軟な仕事をやってくれた
ただ、帰りは荷物が二つになり、移動、特にこちらの電車の乗り換えが大変であった
しかし、落ち着いて振り返ってみると何事もなく進んだように見える

実は、移動ことを思い浮かべると嫌になっていたのだが、それを止めるとすっきりした
これも「現在への集中」の効果だろう
いつもその時に打ち込めばよいのである
過去や未来を思い悩むのは一文の得にもならない
今回の日本でよく出てきた古代哲学の一派の考えで、現代でも有効である
それと夜10時が明るいことを忘れていたので、パリに着いた時、気分が晴れるのを感じていた

この町もこれまでと何も変わりない
幸いアパルトマンも何事もなかったようにそこにあった
こちらに着いてすぐに感じたのは、やはり時間の流れが澄んでいる、あるいは透明なことである
その流れの中にいる時、余分なものが削ぎ落され、エッセンスだけになるという感覚だろうか

一夜明け、晴れ上がった空をいつものように眺めている






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