2017年11月7日火曜日

最終日の感想、改めて "J'observe donc je suis"



今回の滞在最後の日を迎えた

全く予想ができない、かなり無謀な活動計画ではあったが、何もなかったように終えることができた
その過程でいろいろな問題が見えてきただけではなく、いくつかの決断をすることもできた
これらは現場に身を置き、人と接することが齎してくれるものだろう
動きの中で自然に決まってくることが少なくない
そのことを今回も経験することになったが、その感度は毎回上がってきているようである

まず、一日がどれだけ長い時間を持っているのかということ
物理的な時間しか頭にない場合には、その短さに怯む
それとは別に、主観的な時間、その中に入ると永遠を感じることができる時間がある
今回、最後の最後まで熟成させ、搾り取ることができたのは、まさにこのお蔭である
要するに、終わるまで終わらないのである
このメカニズムを理解し、使うことができると、いずれ奇跡が起こるかもしれない

そして、最近気付いたことを今回も確認することができた
それは、関係がないと思われていた異なる活動の間に繋がりが見えてくることである
そこから、何かより大きなものに広がって行くのではないかという期待感が生まれてくる
これは目を凝らしていなければ見えてこないものなので、これからも細心の観察を続けたい
まさに、"J'observe donc je suis." に相応しい






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