2019年12月29日日曜日

何とかトゥールに戻る



パリ最終日の昨日は日本からのお客さんをソルボンヌ近くのレストランでお迎えした
もう十数年振りではないかと思う
わたしがこちらに来た経緯やこれまでに考えてきたことなどを中心にお話することになった
又の機会を期待したい


そして昨夜、トゥールに戻った
今回はストのお陰で、久しぶりにパリの観光客としてゆっくり過ごすことができた
そのためか、日本から戻ったという感覚がない

それはよいのだが、天国の後には地獄が待っていた
まず、大きく重いスーツケースを持ってメトロの階段を上下するのを甘く見ていた
前回も気付いていたのだが、まだ大丈夫だろうと思って突進した
途中で数名の方から声がかかったが、断って一人歩いた
それはなかなか厳しく、殆ど失神寸前だった
歩いている時から、次回は必ずタクシーを、という声が聞こえた

艱難はトゥールに着いた後も待っていた
交通機関が真面目にストをやっているではないか
これは予想していなかった
タクシーもストをやっているかと思うくらい、いくら待っても来ない
仕方なく、歩いて帰ることにした

平地を歩く分には問題ないと思ったからである
予想通り、30分ほどの歩きで23時前にはアパルトマンに辿り着いた
何が起こるか分からない

しかし今回も、こころの揺れが全くないのだ
外から見るとストレスがかかっているような状況だが、それが見られないのである
この10数年の経験はどうも本物らしい


この間、スーツケースの扱いについて考えていた
何年か前までは、二回りくらい小型のものを使っていた
その時は、あんな大きなスーツケースでよく移動していたものだと思っていた

それが何かの切っ掛けで、紙の資料を多く持っていくことにして以来、大型のものに切り替えた
そして、よくあんな小さなものを使っていたなぁと思っていたのである
今回の経験から、再び小さなものにしてはどうかというアイディアが浮かんだ

大きなものと決めてしまっていたので、入れられるだけ入れるというだらしなさが生まれる
小さなものと決めれば、入れるものを選別することになるだろう
そうすれば、移動にもそれほどの負担が掛からなくなるのではないか

次回の参考として考えておきたい






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