2019年12月26日木曜日

相変わらずのカルチエ・ラタン散策



昨日も朝から近くのカフェで時を過ごす
手に入れたばかりの技術に関する本のあとがきに目を通す
執筆から30年以上を経ての回顧である

それによれば、執筆当時は大陸哲学の影響を受け、観念論的、文学的傾向があったという
それから、ジルベール・シモンドン(1924-1989)を読み、分析哲学をやるようになる
そして決定的だったのが、生命倫理の現場に関わるようになったことである
科学者や他の領域の研究者と交わることにより、科学技術や功利主義に対する見方が変化してきた
功利主義の中にある最大多数の最大幸福や個人の開花を重視する考え方などを評価できるようになった

カフェを出た後、セーヌ方面まで足を延ばす
ノートルダム大聖堂は上の写真のように、想像していたよりはましであった
リブレリーが閉まっている中、ブキニストはセットアップを始めていた

観光客気分でゆっくり歩き回る
12世紀のサン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会でコンサートがあるとのことで、中を見る
こじんまりした素朴な感じのするところであった











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