2019年12月25日水曜日

散策、ソルボンヌあたり



昨日の午後、ソルボンヌ界隈をゆっくりと散策
兎に角、学生時代を思い出させることが至るところに刻み込まれている
しかし、何の感傷もない

上の写真は「医学のあゆみ」エッセイシリーズを始めた時に使ったものとほぼ同じ場所からのもの
ただ、当時のものは緑と人が溢れ、夏の生気が漂っていた(こちらから)
もう8年前になる
そしてそこには、当時は何の意味もなかったオーギュスト・コント像がはっきりと写っている

そのエッセイシリーズもこれから9年目に入る
当時は1-2年の予定だったので、ただただ驚くばかりだ
ただ、自分の中では8年前はすぐ横にある
この感覚は、人類の歴史についても言えそうだ
初回のタイトルにある「人類の遺産に分け入る旅」がこれからの人生をどう見ていたのかを示している

ソルボンヌ広場に面した哲学専門書店Vrinで数冊
それからコンパニー書店でも暫しの間遊び、数冊
ただ、昔のような目に入るものに対する抑えることのできない熱は感じられない
静かだが、敢えて言えば成熟した興味のようなものが確実にそこにある

右のコラムを見ると、最近読まれた記事の中にロンサール(1524-1585)に関するものがある
そのロンサール像がコレージュ・ド・フランス前のオーギュスト・マリエット・パシャ広場にある
すっかり苔生していた











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