快晴の今朝、ぼんやりと紫煙を見ながら目を殺風景な庭の方に向けてみた
そうすると、庭の中から宝石のように輝きが漏れているではないか
露か何か分からないが、太陽の光を受けてキラキラしていたのだ
美しい光景であった
それとは別に、今朝の太陽の熱は痛みを感じるほど強かった
今日一番のセッションに向かう車内で、今週の日美で聞いた辻晉堂の言葉が浮かんできた
教え子の外尾悦郎氏によれば、辻は内にマグマのようなエネルギーを持つ芸術家であったという
それは偉大な人間の特徴で、ガウディもそのような人間だったというようなことを言っていた
そして、最後の方に出てきた辻の言葉が印象に残った
正確ではないが、それは次のような言葉だった
忘れるものはどんどん忘れなさい
それでも残るものこそがその人間にとって重要なもの
それを描け
これは曹洞宗の僧侶・岸澤惟安の教えだという
つまり、見たものをすぐに描いては駄目だということになる
この考えはわたしの中にもあるものだったので共振し、今日再び蘇ってきたのだろう
気持ちの良い交流であった
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