2017年6月28日水曜日

奈良散策 (1) 子規の庭



本日は折角の奈良なので、雨を押して散策に出る
午前中は雨に濡れたが、それが何とも言えない雰囲気を醸し出してくれた

写真家入江泰吉の旧居に行こうと思い、地図を眺める
すると、今回東京で縁があった子規の庭があるではないか
まずこちらを先に見てから向かうことにした




県庁東からの道も雨のためだと思うが、しっとりしていて何とも言えず良い
途中、霧に霞む東大寺の大仏殿が見えたが、今回は遠慮することにした




さらに、10分ほど歩くと子規の庭の入り口が目に入った(冒頭の写真)
庭は小さなところだったが、階段になっているところが多く、雨なので注意して歩を進める
雨の音と鯉が突然跳ねる音が響く
いろいろな色と形のアジサイが目に付いた




庭の中には句碑があった
そう言えば、柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺 は子規の作だったことを思い出す
すっかり忘れていた
その他、奈良に関係したこんな句があるようだ
秋風や 皆千年の 物ばかり
千年の 露に消えけり 足の跡

今日は幸い午後は晴れてくれた
蒸し暑く、汗びっしょりになるほど歩いた
久し振りではないだろうか
なかなか良い散策となったので、残りは明日以降に紹介することにしたい







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