本日は折角の奈良なので、雨を押して散策に出る
午前中は雨に濡れたが、それが何とも言えない雰囲気を醸し出してくれた
写真家入江泰吉の旧居に行こうと思い、地図を眺める
すると、今回東京で縁があった子規の庭があるではないか
まずこちらを先に見てから向かうことにした
県庁東からの道も雨のためだと思うが、しっとりしていて何とも言えず良い
途中、霧に霞む東大寺の大仏殿が見えたが、今回は遠慮することにした
さらに、10分ほど歩くと子規の庭の入り口が目に入った(冒頭の写真)
庭は小さなところだったが、階段になっているところが多く、雨なので注意して歩を進める
雨の音と鯉が突然跳ねる音が響く
いろいろな色と形のアジサイが目に付いた
庭の中には句碑があった
そう言えば、柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺 は子規の作だったことを思い出す
すっかり忘れていた
その他、奈良に関係したこんな句があるようだ
秋風や 皆千年の 物ばかり
千年の 露に消えけり 足の跡
今日は幸い午後は晴れてくれた
蒸し暑く、汗びっしょりになるほど歩いた
久し振りではないだろうか
なかなか良い散策となったので、残りは明日以降に紹介することにしたい
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