2020年6月13日土曜日

白い同類




昨日の夕方、少し涼しい乾燥した土地に戻ってきた
なぜかヨーロッパの乾燥した空気を思い出す

家の庭に点々と花が咲くことがある
植えた覚えはないので、どこかから飛んできたのだろう
家を出る前に新しい白い花が目に入ったので、戻ってから写真に収めようと考えていた
そして早速その場に行ってみると、その白が完全に消えているではないか

考えてみれば、彼(女)らだって生きているのである
そのことを少し軽く見ていたようだ
まさに移ろいゆく自然である
写真に撮ることができず残念ではあった
しかしそれを確認した瞬間、なぜか非常に嬉しくなったのである
我々の同類がそこら中に溢れていることに改めて気付いたからだろうか

今日の写真は、別のところにあった白い同類とした
こちらは数日前までまだ蕾だった






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