2023年1月12日木曜日

15年前のエッセイに触発されて















このところ寒さのためか、朝のうちはのんびりすることが多い

今日もそんな日であった

午後から免疫試論の索引の整理をやる

当初のリストから大幅に削減し、最終的には編集者のアドバイスに則り、一応の最終版を作ることができた

これから本文の再校が来ることになる

このペースで行くと、3月中旬には刊行できるのではないかとのことであった


夕方、先日の記事で紹介した退職記念誌のプチ・エッセイを読み直してみた

今から15-6年前にはどんなことを考えていたのかを確認するためである

まず気付いたことは、フランス滞在で発見したと思っていたことのかなりの部分は、退職前数年間で見つけていたということである

ただ、当時は想像の域にあったもの、表面的だったものが、実際に体験することで、より明確な考えになったり、そこに含まれる内容が豊かになったりというところはあるのだろう

その意味では、フランスに渡る前の問題意識はフランス滞在を経て一先ず解消されたように見える

問題は、フランス滞在中に生まれた新たな問題意識にどのように向き合うのかということだろう

こちらに関しては、まず問題を明確にすることだが、フランスに渡る前とは比べ物にならないほど多種多様なものが浮かび上がってくる

そうではあるのだが、塊を見せ始めたものから手をつけて行ってもよいのではないか

昔の文章を読んで、そんな感想が湧いてきた






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